このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

宮城県 大崎地域

農林水産業システムの名称 「持続可能な水田農業を支える「大崎耕土」の伝統的水管理システム」 

◇平成29年3月 日本農業遺産認定    ◇平成29年11月 世界農業遺産認定

大崎1
(写真:水田と水路、屋敷林「居久根(いぐね)」がつなぐ大崎耕土のランドスケープ)

冷害や洪水、渇水が頻発する自然条件を耐え抜くために、巧みな水管理や屋敷林「居久根」による災害に強い農業・農村を形成。

大崎地域は伝統的な稲作地帯ですが、東北の太平洋側に特有の冷たく湿った季節風の「やませ」による冷害や地形的要因による洪水、渇水に長年にわたり悩まされてきました。このため、水を確保するために取水堰、隧道及び潜穴(用排水トンネル)、ため池、用排水網を設けるとともに、地縁組織である「契約講(けいやくこう)」を主体とする組織により、巧みな水管理を支える仕組みが作られました。また、洪水時の遊水地によるしなやかな水管理や冷害対策のための深水管理、冷たい水を直接水路から引水せずいったん温めて使う「ぬるめ水路」などの農業技術が発達するなど、災害を耐え抜く知恵が現在に受け継がれています。大崎地域には、厳しい農業条件の中で育まれた豊穣を祈る農耕儀礼などの農文化、そして水田や水路、水田の中に浮かぶ森のような屋敷林「居久根(いぐね)」に多様な動植物が存在する豊かな湿地生態系が残されており、独特のランドスケープを形成しています。

大崎2
(写真左:水田が支える農業生物多様性/ 写真右:大崎耕土の伝統食「もち料理」)

活動状況の評価 

認定地域は、自らが策定した保全計画に基づき、農林水産業システムの維持・保全のための活動を行っています。
活動状況については、定期的に世界農業遺産等専門家会議で評価・助言を行います。認定地域はこの評価・助言の内容を踏まえて新たな保全計画を策定し、これに基づき、引き続き農林水産業システムの維持・保全を行っていきます。 

宮城県大崎地域への助言事項(令和3年7月12日開催:世界農業遺産等専門家会議)(PDF : 130KB)

申請書

申請書・保全計画(外部リンク)

参考

大崎地域世界農業遺産推進協議会ホームページ(外部リンク)

お問合せ先

農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室

担当者:農業遺産班
代表:03-3502-8111(内線5621)
FAX:03-3502-7587