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農林水産省

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農業・農村の多面的機能に関する認知度について

令和元年度農業・農村の多面的機能及び棚田に関する意向調査

令和元(2019)年8から9月にかけて農林水産省が行った多面的機能に関するWebアンケートでは、農業・農村には食料を生産すること以外に、洪水の防止や自然環境の保全、良好な景観の形成などのさまざまな役割があることについて、「知っている」と回答した割合が48.9%、「知らない」と回答した割合が51.1%でした。(図表1-1)

また、「知っている」と回答した者で、この役割を「多面的機能」と呼んでいることを「知っている」と回答した者は23.0%でした。


R1調査結果図表1
また、多面的機能の中で特に重要だと思う役割については、「雨水を一時的に貯めて洪水を防ぐ」と回答した割合が最も高く、次いで「田畑や水路が多様な生きもののすみかになる」でした。

一方、わかりにくいと思う役割については、「医療・介護・福祉の場となる」と回答した割合が最も高く、次いで「日々の作業を通じて土砂崩れを防ぐ」の順でした(図表1-2)。


R1調査結果図表2

平成26年6月農山漁村に関する世論調査(内閣府)

平成26年6月に内閣府が実施した調査によると、「農業の多面的機能」という言葉を知っていたかという質問に対して、「聞いたことがあり、内容も知っている」と答えた者の割合が19.9%、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」と答えた者の割合が26.8%、「聞いたことがない」と答えた者の割合が52.8%となっています。

性別で見ると、「聞いたことがあり、内容も知っている」と答えた者の割合は男性で、「聞いたことがない」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっています。

年齢別に見ると、「聞いたことがあり、内容も知っている」と答えた者の割合は60歳代、70歳以上で、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」と答えた者の割合は60歳代で、「聞いたことがない」と答えた者の割合は20歳代、30歳代で、それぞれ高くなっています。


H26.6調査結果

以上の結果を踏まえ、引き続き、農業・農村の有する多面的機能の内容や重要性に関する国民の皆様の理解を広げるために、パンフレットの作成等や全国各地のイベント等における普及・啓発活動により、多面的機能に関する分かりやすい情報提供に努めていくこととしています。

お問合せ先

地域振興課中山間地域・日本型直接支払室

担当者:多面的機能班
代表:03-3502-8111(内線5608)
ダイヤルイン:03-6744-2081