定住条件の確保に向けた取組
人口減少が進む農村においては、担い手の育成や農地の集積・集約化等の農業政策に加え、医療・福祉・教育・交通といった地域に定住するための条件を維持確保する取組を促進することが重要です。
そのため、農村振興局では、関係省庁・県・市町村及び関係団体より全国の定住条件の確保の取組を実施している事例を収集し、優良な事例と思われる地域よりヒアリング及び現地調査を実施しました。
この調査結果として、複数の定住条件の確保に取り組む優良な事例を御紹介します。
また、農村地域で暮らしている方々の課題解決に向けた専門家派遣を行うとともに、農村に住み続けるための相談窓口を設置しましたので、お気軽にお問合せください。
なお、関連サイトにおいては、農村における子育て環境の魅力等の動画などを配信しておりますので、御覧ください。
1.定住条件の確保に取り組む全国の事例 (全9事例)
●岩手県西和賀町 ●高知県本山町 ●新潟県上越市(櫛池地域)の3事例のほか、
『立地条件の確立』に取り組んだモデル(小さな拠点)として
●岡山県新見市(旧哲西町) ●新潟県見附市の2事例、
『民間主体の現場の取組』として
●(株)ローソン杵築北浜店 ●ヤマト運輸(株) ●一般社団法人一歩 ●NPO法人はっぴぃmama応援団の4事例について掲載しています。
定住条件の確保に取り組む全国の事例(PDF : 3,559KB)
分割版(1)(PDF : 1,457KB) 、 分割版(2)(PDF : 635KB) 、 分割版(3)(PDF : 1,459KB)
2.ICTを活用し定住条件の強化に取り組む事例 (全12事例)
●北海道岩見沢市 ●岩手県遠野市 ●長野県伊那市 ●新潟県新潟市、
●石川県七尾市 ●岐阜県恵那市 ●滋賀県東近江市 ●京都府与謝野町、
●京都府南丹市 ●高知県本山町 ●大分県豊後高田市 ●沖縄県伊是名村
の12事例について掲載しています。
ICTを活用し定住条件の強化に取り組む事例(PDF : 2,864KB)
分割版(1)(PDF : 1,284KB) 、 分割版(2)(PDF : 1,572KB)
3.農村地域の定住条件を強化する取組(全11事例)
●北海道岩見沢市 ●秋田県横手市 ●新潟県新潟市 ●石川県七尾市、
●長野県豊丘村 ●三重県多気町 ●京都府与謝野町 ●京都府南丹市、
●高知県本山町 ●鹿児島県喜界町 ●沖縄県伊是名村
の11事例について掲載しています。
農村地域の定住条件を強化する取組事例(PDF : 3,304KB)
分割版(1)(PDF : 1,731KB) 、 分割版(2)(PDF : 1,626KB)
4.定住条件に関する地域のお悩み解決します(専門家派遣プロジェクト)
農山漁村の活性化に取り組む農山漁村ナビ※の登録団体や農山漁村振興交付金(地域活性化対策)の実施地区からの要請に基づき、農業者の方々が農村地域に住み続けるために必要な買い物困難者対策や地域コミュニティの拠点作りなどについて、課題解決のため専門家を派遣しています。専門家からの先進事例紹介や取組のポイントについてアドバイス、意見交換を通じた地域の悩みを解決するための取組を始めています。定住条件の確保にお悩みの方は「6.農村地域の定住条件の強化に関する相談窓口」までお気軽に御連絡ください。
●埼玉県小川町 ●山梨県上野原市 ●石川県志賀町●滋賀県米原市●愛媛県松山市●熊本県阿蘇市●宮崎県五ヶ瀬町
の7事例について掲載しています。
定住条件に関する地域のお悩み解決します(専門家派遣プロジェクト)の取組事例(PDF : 3,236KB)
分割版(1)(PDF : 1,283KB)、分割版(2)(PDF : 1,970KB)
※農山漁村ナビは、全国各地の優良事例地区の情報発信、事例検索、地域間のコミュニケ-ションを行うためのWEBサイトです。下記リンクより御覧下さい。
http://www.nou-navi.maff.go.jp/
5.農山漁村振興交付金(地域活性化対策)「スマート定住条件強化型」のモデル地区について
農山漁村振興交付金は、地域の創意工夫による活動の計画づくりから農業者等を含む地域住民の就業の場の確保、農山漁村における所得の向上や雇用の増大に結びつける取組を総合的に支援し、農山漁村の活性化を推進します。
平成31年度の本交付金の地域活性化対策においてICTを活用した定住条件の強化に向けたモデル構想の策定・試行を新たに支援することになりました(農山漁村振興交付金(PDF : 2,048KB) )。
平成31年4月12日に平成31年度のモデル地区が決定いたしました。選定された地区一覧及び地区概要は以下のとおりです。
平成31年度 選定地区一覧および地区概要(PDF : 10,150KB)
分割版(1)(PDF : 1,441KB)、分割版(2)(PDF : 1,847KB)、分割版(3)(PDF : 1,542KB)、分割版(4)(PDF : 1,901KB)、分割版(5)(PDF : 1,290KB)、分割版(6)(PDF : 1,507KB)、分割版(7)(PDF : 634KB)
【モデル地区:13地区】
●北海道岩見沢市 ●北海道旭川市 ●北海道更別村 ●北海道斜里町 ●山形県鶴岡市 ●福島県西会津町 ●三重県多気町勢和地区 ●京都府京丹後市宇川地区 ●兵庫県上郡町鞍居地区 ●岡山県矢掛町美川地区 ●高知県四万十町 ●宮崎県綾町 ●鹿児島県大島郡瀬戸内町与路島
6.農村地域の定住条件の強化に関する相談窓口
農業者の方々が農村地域に住み続けるための相談窓口を設置しました。
〇農村の定住条件の強化に関する全国の事例が知りたい
〇国の支援制度を紹介してほしい
〇農業者の定住条件に関する課題
等、相談されたい方は、所属団体・部署、お名前を記載の上、次の窓口までお気軽に御連絡ください。
【相談窓口】
農林水産省農村振興局農村計画課農村政策推進室
専用メールアドレス: chiikihotline★maff.go.jp(★を@に変換して送信してください)
メールでの連絡が難しい場合、以下の電話番号まで御連絡ください。
TEL:03-3502-6001(受付時間:10時~17時、土・日・祝、年末年始を除く)
関連サイト
農林水産省オリジナルバーチャル背景
https://www.maff.go.jp/j/nousin/teijyuu/noujuu.html
農山漁村での暮らしと子育て環境の魅力
https://www.maff.go.jp/j/nousin/suisin/index.html
農家住宅について
https://www.maff.go.jp/j/nousin/noujuu.html
農村カメラガールズとのコラボレーション
https://www.camera-girls.net/nouson/index.html 〔外部リンク〕
お問合せ先
農村振興局農村政策部農村計画課農村政策推進室
担当者:農村政策班
代表:03-3502-8111(内線5449)
ダイヤルイン:03-3502-6001
FAX番号:03-3501-9580