明日をつくる ~東日本の復旧・復興に向けて~(2)
新しい技術や設備を手に地元農業の復活を目指す
宮城県仙台市 株式会社みちさき
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主力のトマト棟(フェンロー型・オランダ製)は最大の規模(約1.2ha)を誇る それぞれの施設を一括管理するための複合環境制御システム(イスラエル製)を構築した 複合環境制御システム画面 屋内のテラスにてほうれんそうの苗を育成。一定の大きさに育った段階でハウスに移す 東日本大震災農業生産対策交付金を活用して建設された、みちさきの栽培施設。約2.8haの規模を有し、トマト、いちご、ほうれんそう、葉物野菜の計4棟が並ぶ 仙台いちごは震災復興のシンボルとして生産を始めた |
官民一体となって取り組んだ被災地域のモデル的地域営農
震災後の平成23年12月、カゴメや日本IBMなどの民間企業と、宮城県や仙台市などの行政が共同で「仙台東部地域6次化産業研究会」を発足。 有限会社六郷アズーリファームの代表を務めていた菊地守さんがその副会長に就任しました。 |
葉物棟にてサンチュを収穫する菊地さん(左から6人目)とスタッフのみなさん 障がいのある人の就労を支援。パネル洗浄などの作業を任せている |
成果を「見える化」してやる気を引き出す
みちさきは、障がい者就労支援にも力をいれています。 |
写真提供/株式会社みちさき