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農林水産省

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野村農林水産大臣記者会見概要

日時 令和4年11月15日(火曜日)9時15分~9時20分 於: 本省7階講堂
主な質疑事項
  • 閣僚の辞任について
  • 基本法検証部会における議論について

質疑応答

  • 閣僚の辞任について

記者

  先週金曜日に死刑をめぐる発言によってですね、葉梨法務大臣が辞任されました。今の第二次岸田政権になって2人目の閣僚の交代ですけれども、同じ内閣の一員として受け止めを教えてください。よろしくお願いいたします。

大臣

  葉梨大臣とは農林(部会)でも一緒に仕事をずっとやってきましたし、そしてまた大臣としても同じく入閣を先般したばかりであります。ということを踏まえますと、同僚議員としてコメントすることはありません。


  • 基本法検証部会における議論について

記者

  食料・農業・農村基本法の関係で伺います。先週検証部会で、食料の分野のヒアリングを終えたかと思うんですけれども、これまでの議論を踏まえて、更に議論を深めるべき課題は何と考えていらっしゃるか教えてください。それと、先週のその部会で生活困窮者の支援に国産農産物を活用してはどうかという意見がありました。一方で、国が買い上げて支援に回す場合は市場をゆがめるという意見もありました。こうした議論をどう受け止めているか、お考えを伺えればと思います。

大臣

  基本法検証部会、11日に開かれましたけれども、私も途中からしか入ることができませんでしたけれど、後半はずっと聞いておりました。今の時点でまだ3回目でありまして、まだ方向が出ていくとか、あるいは何が課題であるとか、そういうまだ整理に入っておりませんので、いろいろな皆さん方、生産者であったり、あるいは学者の先生方であったり、今いろんな意見をそれぞれの立場で発言されているという状況ですから、方向性が整理されていくとか、その前の課題が整理されているとかとなると、いろいろ申し上げることがあるかもしれませんが、今の段階は意見をお聞きするという段階ですので、殊更これに対する私どもの考え方、先生方の発言に一つずつどう考えているのかということについては控えさせていただきたいと思います。それから中家委員が発言していたときだったと思うのですが、その時にちょうど私が入ったものですからお聞きしておりましたけれども、生活困窮者への何か供給する仕組みはないか、今の農産物の価格の問題を考えていくときに、いわば食料の廃棄というか、そういうものも大きいものですから、いろんなところにそういった食料の余っているものを寄贈をするということも考えなければいけないのではないかと。中家委員は中家委員なりのお考えでおっしゃったし、一方また別の有識者の方からは、市場機能をゆがめるのではないかと。こういう御意見もあったんですが、それはそれぞれの立場での先生方のお考えでありまして、現時点でのそれぞれの意見に対するコメントというのは控えさせていただきたいと思います。まだ今からですよ。だんだん課題が絞られてくれば佳境に入っていくと思うのですけど、今まだ、それぞれの立場の方々の御意見を伺うということでありますので、今のところは具体的にこちら側からどうだということは申し上げられないと、こういうことであります。


報道官

  よろしいでしょうか。それでは、これで大臣会見を終わります。

以上