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農林水産省

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小里農林水産大臣記者会見概要

日時 令和6年11月5日(火曜日)10時41分~10時44分 於: 本省会見室
主な質疑事項
  • 鶏卵価格の今後の見通しについて

質疑応答

記者

  この夏、暑さで鳥がバテてしまい、卵の価格の上昇にも繋がった中で、早いシーズンでの鳥インフルエンザの発生もありましたが、今後の卵価格への懸念について、見通しも含めて伺います。

大臣

  鶏卵の卸売価格につきましては、本年の上半期は需要の低迷によりキログラム当たり200円前後で推移しましたが、猛暑の影響により、供給量が一時的に減少した中で月見商戦などの季節性の需要が高まったことなどにより、現在はキロ280円(11月1日時点)となっており、価格は上昇傾向にあると承知しています。
  一方で、今シーズンの高病原性鳥インフルエンザ発生農場における飼養羽数の国内全体に占める割合は、採卵鶏で0.3%となっており、現段階では国内の鶏卵の需給や価格に大きな影響が懸念される状況は生じておりません。
  今後の鶏卵の需給や価格の見通しについて、予断をもって申し上げることは困難ですが、例年、鶏卵価格は年末の需要期に向けて上昇する傾向にあります。鶏卵は国民生活に欠かせないものであることから、引き続き、需給や価格の動向を注視してまいります。



報道官

  よろしいでしょうか。それでは、これで大臣会見を終わります。

以上