江藤農林水産大臣記者会見概要
日時 | 令和7年2月28日(金曜日)12時41分~12時44分 於: 本省大臣室前 |
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主な質疑事項 |
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冒頭発言
大臣
私から1点ご報告があります。本日の閣議において、森林経営管理法及び森林法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。この法律案は、森林資源の循環利用を進めるため、再造林等に取り組む林業経営体への森林の集積・集約化が、迅速に進むよう、改正を行うものです。私からは以上です。
質疑応答
記者
26日に米の意見交換会で、米の高値がこのまま続いた場合、今年の新米の集荷の際も競争が激化して、集荷に苦戦するのではという声が上がったと思いますが、考えを聞かせてください。
大臣
様々なご意見がありました。29道県において、主食用米の作付を増やすことを考えている。どれくらいの面積になるかは、今後の経営を見なければわかりませんが、少なくとも増えることは間違いない。昨年も18万トン余分に作ったわけですが、さらに上乗せして生産することで、増えてくると思います。加工用米の方々は、複数年数で契約する必要があると意見がありました。また、卸・実需者の方々から指摘がありましたように、6年産は不足感があり、備蓄米の放出はありがたいけれども、7年産も競争が激化するのではという懸念が示されました。作付増産を期待するということでした。
7年産の加工用米、飼料用米等の取組計画の提出は、今までは、6月30日まででした。主用米を作る、飼料用米を作ると言ってくださいとしていましたが、(昨年末に、)8月20日までに変更しました。生産者の方々や市場の状態を見ながらです。備蓄米の放出がどれほど価格に影響を与えるかはまだわかりません。あくまでも流通の改善の結果、価格が動くということです。それを見据えた上で、生産者の方々もご判断される部分があると思います。
報道官
それでは、大臣会見を終わります。
以上