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農林水産省

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小泉農林水産大臣記者会見概要

日時 令和7年8月15日(金曜日)10時31分~10時35分 於: 本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)今般の大雨による被害について
  • (大臣から)米国の関税措置に関する日米合意を受けた全国説明会について
  • 韓国外交部長官との会談について
  • 靖国神社への参拝について

冒頭発言

大臣

  本日私から2点ご報告があります。まず1点目は、大雨被害に関することです。今般の大雨により、被害に遭われたすべての方々に心よりお悔やみと、そしてまた、お見舞いを申し上げます。農林水産関係の被害については、本日朝の9時現在で、北陸地方や九州地方など、全国24府県から農作物の冠水、農業・畜産用施設への浸水、山腹崩壊のほか、土砂流入などによる農地・農業用施設の被害約3,800か所などが報告をされています。農林水産省では、発災直後(8月7日)から、MAFF-SATとして職員を被災地に派遣し、昨日までに延べ130名が被害状況の調査や排水ポンプの貸出・設置等の支援を行っています。引き続き、現地との連携を密にし、被害状況を把握した上で必要な支援について検討してまいります。
  2点目は、アメリカの関税措置に関する日米合意を受けた全国説明会についてです。来週8月22日、今般のアメリカによる新たな相互関税の適用開始を受け、農林水産物・食品の輸出事業者や生産者の皆様を対象とした、全国説明会を農林水産省本省で開催し、私も出席いたします。この説明会では、今般の日米合意に関する内容や現在の状況などをわかりやすく説明したいと考えています。詳細はこの後プレスリリースいたします。
  また今後、経産省や国税庁とも連携をして、地方ブロック別の説明会なども予定をしています。詳細は決まり次第お知らせいたします。本日冒頭は、私からは以上です。





質疑応答

記者

  先週末、韓国出張されまして、農水大臣としておそらく初だろうと思うんですけれども、趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官と直接会談されました。会談の内容については言及されないとおっしゃっていたんですけれども、改めて水産物規制撤廃に向けた位置付けや、今回の成果について、手応えなどお話しください。

大臣

  今お話がありましたとおり、今回異例のことだとは思いますけれども、趙外交部長(官)、対応いただきました。そして、様々な両国間の課題について、率直な意見交換を行うとともに、今言及のありました、日本産水産物の輸入規制の撤廃に向けて、私からも申し上げましたし、日本産食品の安全性をしっかりと取り上げさせていただきました。今、両国の間では往来者数が過去最高を記録しています。訪日観光客の多くが日本の安全でおいしい食品を楽しんでおられますので、日本産食品への信頼は十分回復していると考えています。早期の規制撤廃に向けて、双方の関係省庁間の意思疎通が速やかに進むことを強く期待をしています。


記者

  今朝、大臣、靖国神社を参拝されたと思うんですけれども、そのことに関する、参拝に対する思いですとか、私費で玉串料を奉納されたのかなどについてお伺いさせてください。

大臣

  この場での閣僚としてのコメントは差し控えたいと思います。一方で、今まで初当選以来、見ていただければ、毎年の行動として、もう皆さんご承知のとおりですから、思いは変わらず不戦の誓いと、そしてこれは改めて思いますけれども、どの国であっても、国家のために命を捧げた方に対する礼を忘れないこと、このことは重要なことだと考えております。


記者

  玉串料は私費で払われたのか。

大臣

  この場では、閣僚としての記者会見ですから、詳細についてはコメントは控えたいと思います。


記者

  肩書きなども控えるということですか。

大臣

  はい。



報道官

  よろしいでしょうか。それでは会見を終了します。

以上