鈴木農林水産大臣記者会見概要
| 日時 | 令和8年3月27日(金曜日)9時36分~9時41分 於:参議院議員食堂 |
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| 主な質疑事項 |
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冒頭発言
大臣
本日、私から1点、ご報告があります。
諸般の事情が整えば、明後日29日日曜日に、「第32回原子力災害からの福島復興再生協議会」に出席をし、地元の関係者の皆さんと復興・再生に向けた取組について意見交換を行うこととしております。福島県下に出張させていただきます。併せて、東日本大震災の被災地における農林水産業の復興に向けた課題の解決のために、帰還困難区域内の国有林及び新たな技術を活用した閉鎖型の野菜の苗の生産施設を視察をすることとします。詳細は、この後プレスリリースさせていただきます。本日、私からは以上です。
質疑応答
記者
先ほど、新年度の暫定予算案が閣議決定されたと思うのですが、農水省関連予算としては、どういった事業にどれぐらいの予算額が計上されたのか教えてください。
大臣
本日、令和8年度暫定予算案が閣議決定をされました。この暫定予算案ですけれども、4月1日から11日までの11日間を対象としております。農林水産関係予算といたしましては、職員の人件費や旅費・庁費といった一般経常経費、そして直轄公共事業の維持管理に要する経費などに必要な額として、計193億円を計上しております。引き続き、国会での審議に真摯に対応してまいりたいと考えております。
記者
中東情勢について、アメリカとイスラエルによる攻撃から明日で1か月となります。引き続き農業生産資材への影響が懸念される中で、高市首相も必要な対策を打っていくということを表明されていますが、対応について、検討の状況について、どういった資材が対象となり得るかについてのお考えも含めてお聞かせください。
大臣
中東情勢に伴う国内経済への影響については、24日火曜日に、総理出席の下で関係閣僚会議が行われました。総理からの指示に即して政府一体となって取り組んでまいりたいというふうに考えております。
農林水産関係の事項について、個別にいくつか申し上げさせていただきますと、まず重油、軽油、ガソリンなどの燃油については、19日から緊急的な激変緩和措置として予備費も活用しつつ、ガソリン価格ベースで170円程度となるように支援が開始されております。また、昨日(26日)からは、石油の国家備蓄の放出も開始をされているところであります。
そして、肥料については、閣僚会議でも申し上げたのですけれども、尿素の主産地である中東からの輸入が全体の5%程度であるということ、そして、本年春に必要な肥料はほとんどの農業者が調達済みであるため、当面の影響は限定的であるというふうに考えておりますが、ただ、秋作業以降に使用する肥料原料の調達、これと価格の動向、これをしっかりと見ていかなければならないというふうに考えております。さらにえさ、飼料について、今後の価格動向は肥料と同様にこれは予断できないものでありますが、価格が高騰した場合には、配合飼料価格安定制度により万全な対応を図ってまいりたいというふうに考えております。
このほか、石油由来の農業資材として、例えばマルチ、また温室用のビニールなど、多くの石油関連製品を利用しているのが農業の現場であります。先日の閣僚会議で総理から、サプライチェーン全体について、供給状況や国内在庫量などを踏まえた対応方針を、経済産業大臣を中心に取りまとめて閣僚会議に報告するよう指示があったところであります。これは農業用の資材の話を今しましたが、食品関係についても、例えばトレーとか様々なものがありますので、そうしたものについてもまず現状どのぐらい国内にあるのか、生産の状況どうなっているのか、そして必要に応じて海外の取引の状況どのようになっているのかも確認をした上で閣僚会議に報告をすることとしております。そして、必要があれば、万全の対策を取っていきたいというふうに考えております。農業者の皆さんの経営に影響が生じないようにさせていただきます。
報道官
よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。
以上




