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農林水産省

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鈴木農林水産大臣記者会見概要

日時 令和8年3月31日(火曜日)9時41分~9時50分 於:参議院議員食堂
主な質疑事項
  • (大臣から)燃料油や石油製品の供給に関する相談窓口の設置について
  • (大臣から)福島県出張の報告について
  • 外食業分野における外国人材の受入れの停止について
  • 主食用米の需給見通しについて
  • 燃料油や石油製品の供給に関する相談窓口の設置について
  • 第2回中東情勢に関する関係閣僚会議について

冒頭発言

大臣

  本日、私から2点、報告があります。
   1点目は、燃料油や石油製品の供給に関する相談窓口の設置についてであります。現在、政府として石油の備蓄放出や燃料油の激変緩和措置を含め、万全の対策をとっているところでありますが、一部の事業者の皆さんから、その流通に支障が出ているとのお声をいただいているところであります。このため、本日、燃料油などの供給にご懸念を感じていらっしゃる農林水産業・食品産業の皆様からの相談を受けつける相談窓口を農林水産省本省及び地方農政局などに設置をすることといたしました。農林水産業・食品産業の皆様から、燃料油などの調達が困難になるような情報提供を受けた場合には、経済産業省と連携を取りまして、円滑な供給が行われるように対応をしっかりやってまいります。詳細は、この後プレスリリースいたします。
   2点目は出張の報告です。一昨日、福島県下を訪問させていただきました。今日、こちらに飾ってあります花は、訪問先の川俣町で栽培をされたアンスリウムであります。生産者の方に丹精を込めて作っていただいたものです。このアンスリウムは、土壌の代わりに古着を再利用したポリエステル媒地で栽培されておりまして、川俣町における東日本大震災と原子力発電所事故からの復興のシンボルとなっているものであります。花言葉はなかなか面白いので、お調べいただくとありがたいです。このほか、同じく川俣町で県外から参入され、最先端の技術を活用した植物ワクチン接種苗の研究・開発、生産を通じて野菜の生産力向上に取り組まれているというお話を伺ってまいりました。こうした付加価値や生産性の向上などの意欲的な取組が、着実に動き始めているというふうに感じたところであります。東日本大震災と原子力発電所事故からの復興状況につきましては、来年開催の横浜グリーンエクスポにおいても発信予定でありますので、引き続き、農林水産大臣として、農林水産業の復興に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。本日、私からは以上になります。




質疑応答

記者

   出入国在留管理庁が先週、人手不足の分野で外国人労働者を受け入れる特定技能1号の制度について、外食業分野での受け入れを今月(4月)13日に原則停止すると発表しました。外食業を所管する農林水産省として、今後の影響の見通しと人手不足を深刻化させないために対応等検討されていることがあれば教えていただきたいと思います。

大臣

   外食業における雇用者数が約400万人です。そのうち外国人労働者の皆さんの数が20万人程度であります。さらにそのうち1号特定技能外国人の受入れ見込数の上限が5万人となっており、外食分野全体における特定技能外国人は、雇用者全体の1%程度となっております。また、ファミリーレストランやファーストフードなどの一般的な外食業界からの聞き取りを今行っておりますが、個々の事業者によりもちろん状況は異なるわけですが、その特定技能外国人の新たな雇用が一時的に停止をされたとしても、外食業界全体として直ちに経営が立ち行かなくなるといった状況にはないというふうに伺っております。農林水産省としては、規模や業態に応じた省力化などを推進をして、外食業界における生産性向上や人材定着といった取組を後押しをしてまいりたいというふうに考えております。


記者

   今日、月末なのでお米の民間在庫の最新の数字が出ると思うので、お米の需給に関して、改めて大臣の認識確認させていただきたいと思っているのですけれども。先日の在京大使の政策説明会の時の記者会見で、お米の在庫が積み上がるのを心配するのではなく、海外も含めてマーケットを拡大して売っていけるような世界を作りたいということをおっしゃっていたと思います。一方で足元では先日、農水省が出した米の需給見通しで、6月末の民間在庫が適正水準180から200万トンを大きく上回る、来年は更に上回るんじゃないかというような見通しが出たことで、非常に関係者の心配の声が出ています。一方で、適正水準が180から200万というのは、これが少なすぎるんじゃないかと。令和の米騒動が起きたのもマーケットが縮むから生産を抑えて在庫をなるべく積まないようにするということで、このようになっていたという声が出ているので、改めて大臣は、現状お米の在庫が過剰と見ているかどうかということと、6月末の民間在庫の適正水準はどの程度が適当かと考えているかというのを教えてください。

大臣

   食糧部会にお示しをしました令和8年から9年にかけての主食用米の需給見通しでは、最新の生産量、そして需要量の変動等を踏まえまして、令和8年産生産量を需要見通しの最大値である711万トン、そして令和9年6月末の民間在庫量を221万トンから249万トンと見通しているところであり、現状で私の認識としては、この需要を上回る十分な供給が確保されている状況だというふうに考えております。農林水産省として、引き続き、きめ細かな情報提供等を行ってまいりますが、一番大事なことは、やはり国民の皆様に対して、特に主食用のお米については安定供給され続けるという状況を作り出すことだというふうに考えております。


記者

   冒頭ありました相談窓口についてだったのですけれども、供給について大臣、現状どのような課題があるとみられていらっしゃるかと、その円滑な供給に向けてどういった対応に取り組まれたいかをお願いいたします。

大臣

   国家備蓄を放出を決めておりますし、そうしたこともあって国全体では供給量自体は不足する事態にはなっていないというふうに認識しておりますが、一部の流通で若干偏りがあったり、もしくは目詰まりがあるというような状況かというふうに思います。ですので、今回我々も日頃から食品事業者の皆さん、そして農林漁業者の皆さん、お付き合いが当然ありますから、そういった皆さんの今の状況をご不安があれば、しっかりと丁寧に相談に応じたいと思います。同時に個々の事例をしっかり解決をして、目詰まりをなくしていくということが肝心かと思いますので、その辺を経済産業省と一緒に丁寧にやらせていただきたい、そういう趣旨で今回この窓口の設置やらせていただきます。


記者

   本日、中東情勢を受けた関係閣僚会議が開かれたと思いますが、本日は農水省から何か報告等ありましたでしょうか、内容を教えてください。

大臣

   本日、第2回の関係閣僚会議が開催をされました。出席された各大臣から、所管物資に係る情報等の共有がなされたところであります。私からは、燃油価格等の高騰による施設園芸農家や漁業者の経営への影響を緩和するための支援を行っている旨を報告をさせていただきました。そして同時に、本日、この相談窓口を設置するということも報告をさせていただいたところであります。


報道官

  よろしいでしょうか。それでは大臣会見を終了いたします。

以上