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農林水産省

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プレスリリース

あなたのサステナブルな取組を日本中、世界中に伝えます!

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令和4年10月3日
農林水産省
消費者庁
環境省
~「サステナアワード2022」募集開始~

「みどりの食料システム戦略」に基づき、農林水産省が消費者庁、環境省と連携し行う「あふの環(わ)2030プロジェクト」として、食と農林水産業に関わるサステナブルな取組に関する動画作品を募集します。本日から11月30日(水曜日)まで募集し、優れた作品を表彰するとともに、世界に発信します。

1.サステナアワードとは

食と農林水産業に関わるサステナブルな消費、環境との調和、脱炭素、生物多様性、資源循環など、サステナブルな生産やサービス・商品を扱う地域・生産者・事業者の取組に関する動画作品を募集します。
優秀な作品を表彰し、あふの環プロジェクトホームページや省公式YouTubeチャンネル(maffchannel)で紹介するとともに、農林水産省、消費者庁、環境省の様々なイベント等で発信するほか、特に優秀な作品は、英語版を作成の上、国際会議の場などを通じて国外にも広く発信します。

【参考】
<2021年度のアワード受賞作品>
農林水産大臣賞
【受賞者】明石浦漁業協同組合
【作品名】「豊かな海へ」海底耕耘プロジェクト
明石浦漁業協同組合 明石浦漁業協同組合 出航の様子
公害問題等があり水質改善に取り組んできたが、その結果、魚が減ってきた。
SDGs目標14「海の豊かさを守る」の本当の意味を考え、「海底耕耘」に取り組んでいる。
漁師、仲卸業者、行政関係者が連携し、餌が豊富で、魚が豊富な、持続可能な海を目指す。
(海底耕耘:漁業環境を改善すべく、海底を耕し栄養塩(窒素やリンなど)を海中に供給する活動。)

環境大臣賞
【受賞者】パタゴニア プロビジョンズ
【作品名】五人娘(寺田本家)パタゴニア プロビジョンズ
 寺田本家のお酒 寺田本家農作業
千葉県神崎町で340年続く酒蔵「寺田本家」では、農薬・化学肥料不使用のお米を原料として利用し、地域の森からの水脈(井戸水)を利用し、お酒を製造。
蔵付麹菌のみの天然発酵(蔵に棲んでいる菌だけ利用する等)。
昔ながらの食材や環境を守りつつ、地域活性化にもつながっている。

消費者庁長官賞
【受賞者】波佐見町 地域内循環プロジェクト
【作品名】半農半陶の里 波佐見の地域内循環の取り組み
肥料散布の様子 波佐見町陶箱クッキー
波佐見焼の作陶過程で廃棄されてきた石膏型をリサイクルして「肥料」として休耕田や畑に撒いて農作物を栽培。
休耕田で作られた米粉専用米を用いて、町内の加工場でクッキーを作り、地域内循環商品「波佐見陶箱クッキー」として販売。
持続可能な地域社会の実現のためにオール波佐見で取り組んでいる。

その他の受賞作品の動画はこちら
(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sa_award2021.html)

<国外への受賞作品の発信例>
在外公館で開催する天皇誕生日レセプションで放映
富山湾白エビ倶楽部の動画放映の様子
(放映動画)
サステナアワード2020受賞作品
杉本商店「「ここでしか作れない」を世界へ」
富山湾しろえび倶楽部「持続可能な白えび漁を目指して」
サステナアワード2021受賞作品
明石浦漁業協同組合「「豊かな海」海底耕耘プロジェクト」
パタゴニア プロビジョンズ「五人娘(寺田本家)パタゴニア プロビジョンズ」

インド政府と在インド日本国大使館が進めるインド北東州の開発のための対話において宮崎県でしいたけ栽培
を行う杉本商店(2020年大賞受賞)が動画を使ってプレゼンテーションを実施。
杉本商店のプレゼンテーションの様子

<添付資料>
サステナアワード2022リーフレット(PDF : 1,523KB)

2.募集内容

(1)応募テーマ
食と農林水産業に関する、持続可能な消費(例:見た目重視より持続性重視)、環境との調和、脱炭素、生物多様性、資源循環などのサステナブルな取組。
(2)応募資格
食や農林水産業のサステナビリティに関心のある団体。企業、学校、NPO、自治体、地域コミュニティなど、プロ、アマ、年齢等は問いません(個人は除く・未成年は保護者等の了解を得た上で応募すること)。
(3)応募方法
最長3分30秒の動画を、企業や事業者、団体等のYouTubeチャンネルで動画を公開し(限定公開可)、応募フォームよりお送りください。
(4)応募期間
令和4年10月3日(月曜日)~令和4年11月30日(水曜日)

応募の詳細な条件は、あふの環プロジェクト公式ホームページ
(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/sa2022.html)を御参照ください。

3.審査方法及び表彰式

(1)審査方法
食と農林水産業のサステナビリティに関する学識経験や知見等を有する委員で構成する審査委員会を設置し、審査のポイント等に基づいて審査します。
【審査のポイント】
(ア)食と農林水産業に関するサステナブルな取組を表現している作品であること(必須)
(イ)社会的課題の解決につながる取組を表現している作品であること(社会変容性)
(ウ)人や地域のつながりや支え合いを表現している作品であること(つながり)
(エ)地域の特徴や強みを活かした取組を表現している作品であること(地域性)
(オ)革新性や独創性のある取組を表現している作品であること(革新性)
(カ)わかりやすく、実践する際の参考となる作品であること(わかりやすさ・汎用性)
(キ)異なる価値観を排除するものでないこと(必須)

(2)表彰区分
特に優れた作品には農林水産大臣賞を授与します。
その他の表彰については、あふの環プロジェクト公式ホームページに掲載予定です。

(3)表彰式
令和5年1月下旬開催予定

【サステナアワードにおける「サステナブルな取組」の考え方】
食と農林水産業のサステナビリティに関する以下の6つの項目について、
(ア)少なくとも1つは考慮し、残りの項目に大きな影響を及ぼさないもの
(イ)商品の場合、その内容について、企業HP等で情報が確認できること
(認証やタグから確認できるものでも可)
食と農林水産業のサステナビリティの6つの項目

4.注意事項

お送りいただく動画の著作権者は、当該動画がアップされている媒体のURLが記載された応募フォームをアワード事務局(農林水産省、協力:消費者庁、環境省)に送信することをもって、当該動画の著作権等に関する以下の事項に同意したものとみなします。

1応募動画の著作権は応募者に帰属する。ただし、事務局、事務局協力主体及び事務局の許可した団体は、応募者の許諾を要することなく、応募動画を公開、編集及び利用することができる。
2作品自体や作品に使用される素材(画像、音楽等)については、応募者自らが創作して著作権を有しているか、著作権者からの許諾(国外での使用も含む)を受けたものに限る。
3出演者(個人を容易に特定し得る通行人も含む)には、撮影の承諾を得るか、個人を特定できないよう配慮した上で応募しなければならない。未成年者が映っている場合には、それぞれの親権者又は保護者から承諾を得ていなければならない。
4万一、第三者から著作権、肖像権等の権利侵害、損害賠償などの主張がなされた場合は、事務局及び事務局協力主体は一切の責任を負わないものとする。
5他のコンテストに応募した作品も応募可能であるが、入賞した作品については応募できないものとする(サステナアワード2020、2021入賞者も応募可能だが、受賞作品の再応募は不可とする)。
6公序良俗に反する内容、政治目的、宗教勧誘、特定の商品の広告目的などの宣伝又は勧誘を意図する内容の作品は審査の対象外とする。
7入賞後であっても、虚偽の事実や不正が存在すると事務局が判断した場合は、入賞を取り消す。
8入賞作品、入賞者の氏名(団体名)については、報道機関に発表するほか、農林水産省ホームページ等で公開する。

参考

【あふの環プロジェクトとは】
「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成を目指し、持続可能な生産消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです(農林水産省、消費者庁、環境省連携)。9月末現在、168社・団体等が参画しています。
(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sustainable2030.html)

お問合せ先

農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ
地球環境対策室(アワード事務局)
担当者:古田、五十嵐、笠原、佐野、諸江
代表:03-3502-8111(内線3296)
ダイヤルイン:03-6744-2016
E-mail:SCAFFFaward@maff.go.jp

消費者庁消費者教育推進課
担当者:米山、山根
代表:03-3507-8800(内線2578)
ダイヤルイン:03-3507-7567

環境省大臣官房環境経済課
担当者:竹谷、若松
代表:03-3581-3351(内線6276)
ダイヤルイン:03-5521-8230

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