プレスリリース
令和7年度全国優良経営体表彰受賞者の発表について
~農業経営の改善等に取り組み、優れた功績を挙げた農業者の皆様を表彰します!~
| 〇 R7年度全国優良経営体表彰の受賞者が決定。 〇 農林水産大臣賞を6経営体、経営局長賞を10経営体、全国担い手育成総合支援協議会会長賞を34経営体が受賞。 |
農林水産省及び全国担い手育成総合支援協議会は、令和7年度全国優良経営体表彰(経営改善部門、技術革新部門、付加価値創造部門、地域創生部門、働き方改革部門、担い手づくり部門)受賞者50経営体を決定しましたのでお知らせします。
1.農林水産大臣賞の受賞者
経営改善部門
石川県羽咋市 有限会社フロンティアはら
代表:原 雅幸(はら まさゆき)氏
<受賞のポイント>- 無人トラクター、乾田直播の導入やデータによる施肥管理などによる省人化及び作業体制の見直しにより、1人当たりの年間労働時間を大幅に減少させている。
- 生産性向上のノウハウを生かし、経営を悪化させることなく、令和6年能登半島地震の影響により離農した農業者の農地を積極的に引き受けている。
- 作業を分業化し、従業員の適正に応じた作業に重点的に従事させることで、従業員のモチベーションの向上や定着率の向上につなげている。
岐阜県高山市 株式会社アルプス農場
代表:大西 洋介(おおにし ようすけ)氏
<受賞のポイント>- 多品目栽培による作業量の平準化と菌床しいたけを導入することで、豪雪地帯であっても従業員の周年雇用を実現している。
- 人事評価項目を従業員に明示し、随時見直す従業員の能力に応じた給与体系の導入や、家庭の事情に応じた柔軟な働き方を取り入れるなど、従業員の就業条件の持続的な改善に取り組んでいる。
- 女性役員が主導して、資格習得の支援のほか、女性専用トイレや女性役員による相談体制を整備するなど、女性が働きやすい環境を実現している。
滋賀県彦根市 有限会社フクハラファーム
代表:福原 悠平(ふくはら ゆうへい)氏
<受賞のポイント>- 農地の集約化・大区画化を進めるとともに、スマート農業技術や乾田直播を導入し、基本的な技術の励行による徹底した合理化を進めることで、大幅に生産コストを削減している。
- 作期を分散し、労働力の平準化を進めるため、水稲に加えて小麦、大豆、キャベツを生産することで、周年雇用を実現している。
鹿児島県大崎町 有限会社大崎農園
代表:山下 義仁(やました よしひと)氏
<受賞のポイント>- 農作業などに関するデータの収集・検証を徹底的に行い、経営におけるPDCAサイクルを回し、精緻な生産管理体制を確立している。
- 気象データの活用や定期的な土壌診断に加え、農業機械のトラブルの防止を徹底することで、契約販売先への安定供給を実現している。
- 規律ある投資計画を策定することで、固定負債を増やすことなく、機械施設の更新・拡充を行っている。
技術革新部門
鹿児島県枕崎市 株式会社楠花園
代表:楠 政明(くすき まさあき)氏
<受賞のポイント>- 品種選定から出荷に至る一連のプロセスを通して様々な技術を組み合わせることで、需要期に応じて生産量を最大化できる工程を確立している。
- 結束作業や散布作業を自動化する機械を地元企業と共同で開発し、その機械が全国で活用されるなど、各地のキク産地における生産性の向上に貢献している。
付加価値創造部門
鹿児島県日置市 株式会社春日園川路製茶
代表:川路 到(かわじ いたる)氏
<受賞のポイント>- 有機農産物の評価がまだ定まっていなかった時代から、営業活動を通して百貨店での対面販売など消費者への直接販売を展開することで、付加価値の創出に取り組んでいる。
- 健康に配慮する顧客のニーズに応えるため、茶のほか、桑の葉や大麦若葉を生産することで、気候や市場の不安定さに左右されない経営を行っている。
2.部門ごとの受賞者数
部門ごとの大臣賞、経営局長賞、全国担い手育成総合支援協議会会長賞の受賞者は次のとおりです。| 部門 | 農林水産大臣賞 | 経営局長賞 | 全国担い手育成総合支援協議会会長賞 |
| 経営改善部門 | 4経営体 | 3経営体 | 22経営体 |
| 技術革新部門 | 1経営体 | 1経営体 | 1経営体 |
| 付加価値創造部門 | 1経営体 | 2経営体 | 4経営体 |
| 地域創生部門 | 該当なし | 2経営体 | 3経営体 |
| 働き方改革部門 | 該当なし | 該当なし | 2経営体 |
| 担い手づくり部門 | 該当なし | 2経営体 | 2経営体 |
<詳細はこちら>
令和7年度全国優良経営体表彰受賞者一覧(敬称略)(PDF : 105KB)
(参考)全国優良経営体表彰の概要
農林水産省及び全国担い手育成総合支援協議会は、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図るため、昭和61年から、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰しています。<表彰の対象となる取組>
| 経営改善部門 | 〇個人経営体が自らの農業経営について実施する規模拡大や経営の合理化など、経営改善に資する取組 〇法人経営体が自らの農業経営について実施する収益性、安全性、効率性・生産性に関する財務指標の分析に基づく経営規模の拡大や経営の合理化など、経営改善に資する取組 |
| 技術革新部門 | 情報通信技術や先進的な技術を活用した生産、加工又は流通の方式の導入など、農業の生産性の向上に資する農業経営の取組 |
| 付加価値創造部門 | 高い品質を有する品種の導入の促進、農産物を活用した新たな事業の創出、消費者ニーズを踏まえた商品開発や知的財産の活用など、農産物の付加価値の向上に資する農業経営の取組 |
| 地域創生部門 | 地域の住民や法人などと連携し、自然環境、良好な景観や文化等の地域資源を生かした農産物の生産及び加工・販売するなど、地域経済の創生に資する農業経営の取組 |
| 働き方改革部門 | 生産性が高く、農業の「働き方改革」に資する「人」に優しい職場環境づくりの取組 |
| 担い手づくり部門 | 担い手の経営発展や円滑な経営継承を支えるための農業技術の指導、経営相談への対応などの取組及び新規就農希望者の研修受入れなど、次世代の担い手の育成の取組 |
お問合せ先
経営局経営政策課
担当者:足利、多川
代表:03-3502-8111(内線5140)
ダイヤルイン:03-3502-6441




