プレスリリース
農林水産省とアメリカ合衆国小麦連合会との協力覚書の締結について
我が国への小麦の安定供給に向けた相互協力の強化のための協力覚書を締結
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令和7年10月2日(木曜日)、農林水産省山口農産局長とアメリカ合衆国小麦連合会ぺルマン会長及びスピアー社長兼CEOとの間で、「米国から日本への小麦供給の安定化に関する協力覚書(MOC)」に署名を行いました。
1.概要
農林水産省では、昨年、食料・農業・農村基本法を改正し、「食料安全保障の確保」を基本理念に位置付けました。それに基づき、今年4月に策定された食料・農業・農村基本計画においても、小麦の安定輸入について位置付けたところです。この協力覚書に基づき、日米両国間の関係がより強固なものとなり、主要食糧である輸入小麦の安定供給が確実となることが期待されます。
2.署名日等
署名日:令和7年10月2日(木曜日)場所:農林水産省第2特別会議室(東京都千代田区霞が関1-2-1)
署名者:(日本側)農林水産省局長 山口靖、(米国側)アメリカ合衆国小麦連合会会長 ジム・ぺルマン、同連合会社長兼CEO マイケル・スピアー
3.協力覚書の概要
(1)意見交換の枠組みこれまで、農林水産省、製粉企業等が相手国の輸出、生産者団体等と個別に実施している意見交換について、両国の関係機関、団体が合同で参加する枠組みを設定。少なくとも年1回、定期的に会合を交互に開催。(令和7年10月3日修正)
(2)事案発生時の協力体制
輸出国側:輸送遅延や安全性、品質悪化等の事案が発生又は発生のおそれのある場合の迅速な情報提供と回復に向けた対応
日本側:買付規格の変更等の伝達
(3)日本向け銘柄(品種)の開発・改良
日本向け銘柄の構成品種等についての調査、研究等の共同実施。


4.参考
日本国農林水産省農産局とアメリカ合衆国小麦連合会との間の米国から日本への小麦供給の安定化に関する協力覚書(MOC)(英)(PDF : 188KB)(仮訳)(PDF : 180KB)
お問合せ先
農産局貿易業務課
担当者:久染、大倉
代表:03-3502-8111(内線5012)
ダイヤルイン:03-6744-1253