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プレスリリース

農業機械の新しい安全性検査制度に初めて合格した農業機械を公表します

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令和7年7月29日
農林水産省

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が実施する農業機械安全性検査制度が見直され、本年4月より新たな安全性検査制度の運用が開始されています。
このたび、農業機械の新しい安全性検査制度に初めて合格したトラクター等が公表されました。

    概要

    近年、農業従事者10万人当たりの農作業事故死亡者数が増加傾向にあること、死亡事故の6割を超える事故要因が農業機械作業中のものであること等を踏まえ、農林水産省では、農作業環境の安全対策の強化を進めているところです。
    このうち、農業機械対策の一環として、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が実施する農業機械安全性検査制度が見直され、本年4月より新たな安全性検査制度の運用が開始されています。
    このたび、農業機械の新しい安全性検査制度に基づく基準に初めて適合した農用トラクター(乗用型)等が、本日公表されました。今回公表された型式の農用トラクター(乗用型)には、新たな安全機能として、シートベルトの非装着を運転手に警報等で通知する「シートベルトリマインダー」や、離席すると動力取出軸への動力が遮断され、運転手が誤って作業機等に巻き込まれることを防ぐ「PTOインターロック」などが装備されています。
    今後、これらの安全性が高まった農業機械が普及することで、農作業事故の減少が期待されます。
    シートベルトリマインダーイメージ

    検査合格機の詳細については、次のHPをご覧ください。
    農研機構プレスリリース「新安全性検査で初めての合格令和7年度農業機械安全性検査合格機(第1次分)の公表-基準をクリアした安全性の高い農業機械-」

    お問合せ先

    農産局技術普及課生産資材対策室

    担当者:江頭、中村
    代表:03-3502-8111(内線4766)
    ダイヤルイン:03-6744-2107