プレスリリース

香港及びシンガポール向け家きん由来製品の輸出再開について（北海道及び兵庫県）

本日より、北海道及び兵庫県からの香港及びシンガポール向けの家きん由来製品の輸出が再開されましたのでお知らせします。

概要

令和4年10月28日に高病原性鳥インフルエンザの今シーズン国内一例目が発生して以降、輸出相手国・地域との間で地域主義の適用について協議を行い、主な輸出先である香港やシンガポール当局からは、非発生県からの家きん由来製品の輸出継続が認められています。
これまで、発生県からの輸出再開について協議を行ってきたところ、今般、香港当局及びシンガポール当局との間で、高病原性鳥インフルエンザに関する清浄性が認められた北海道及び兵庫県からの家きん由来製品の輸出再開について合意しました。
これにより、本日から、動物検疫所においてシンガポール向けの輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開しました。
引き続き、他の輸出先国・地域との協議を行ってまいります。

＜2022年1-11月の輸出額＞
香港向け鶏肉：17億円（鶏肉の総輸出額19億円）
香港向け鶏卵：74億円（鶏卵の総輸出額80億円）

シンガポール向け鶏肉：0.007億円（鶏肉の総輸出額19億円）
シンガポール向け鶏卵：1億円（鶏卵の総輸出額80億円）
出典：財務省「貿易統計」

＜これまでの経過＞
令和4年10月28日：北海道において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認
                        （北海道からの家きん由来製品の輸出が一時停止）

令和4年11月13日：兵庫県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認
                        （兵庫県からの家きん由来製品の輸出が一時停止）

参考

• 香港向けの家きん由来製品停止状況については、以下のページよりご確認いただけます。
  URL：https://www.maff.go.jp/aqs/hou/pdf/exkakin3-6.pdf（PDF：91KB)
• シンガポール向けの家きん由来製品の輸出停止の状況については、以下のページよりご確認いただけます。
  URL：https://www.maff.go.jp/aqs/hou/pdf/exkakin_sg_r.pdf（PDF：86KB）