プレスリリース
「ウクライナへの食料・農業分野官民ミッション」の結果概要について
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令和7年10月27日(月曜日)から10月31日(金曜日)まで、日本企業によるウクライナの食料・農業復興への参画を一層促進するため、農林水産省職員及び日本企業で構成された官民ミッションがウクライナ(キーウ市・リヴィウ市)を訪問しました。本ミッションは、食料・農業分野において初めての取組となります。
1.日程
〇10月27日(月曜日)
・ウクライナ日本商工会、ジェトロ・キーウ事務所との意見交換
〇10月28日(火曜日)
・ウクライナ経済・環境・農業省次官等との意見交換
・在ウクライナ日本国大使館訪問・大使等との意見交換
・JICAウクライナ事務所との意見交換
・現地食品等小売事業者の店舗視察及び購買責任者との意見交換
〇10月29日(水曜日)
・ウクライナ商工会議所(UCCI)、ウクライナ・アグリ・ビジネスクラブ(UCAB)とのビジネスマッチング
・農業・食品関係ビジネス展示会(WorldFood Ukraine)の視察
〇10月30日(木曜日)
・リヴィウ市長等との意見交換
・リヴィウ市ジャパンデスクとのビジネスマッチング
・ウクライナ起業家連合会(SUP)とのビジネスマッチング
〇10月31日(金曜日)
・ウクライナ食品関連企業の工場見学及び意見交換
2.ミッション参加者
農林水産省(笹路輸出・国際局審議官他)
在ウクライナ日本国大使館
食料・農業関係の日本企業(7社)
3.結果概要
(1)本ミッションでは、灌漑、土壌改良、水質浄化装置、AI・衛星データ・農業用ロボットを活用したスマート農業等の技術を有する日本企業7社とともにウクライナを訪問しました。
(2)キーウ市及びリヴィウ市を訪問し、ウクライナ経済・環境・農業省デニス・バシュリク次官、タラス・ヴィソツキ-次官、リヴィウ市アンドリー・サドヴィー市長と面会するとともに、両市の現地商工団体と協力し約50社のウクライナ企業とのビジネスマッチングを実施しました。
(3)ウクライナ経済・環境・農業省からは、日本企業との連携による新たな競争力と付加価値の創出に期待するとの発言があり、今後、食料・農業分野での協力を一層強化し、日本企業の事業展開に向けた具体的な取組について連携していくことを確認しました。
(4)ビジネスマッチングに参加したウクライナ企業からは、戦時下の訪問に感謝いただくとともに、日本企業の先進技術・製品に高い関心が示され、今後のビジネス連携への大きな期待が寄せられました。




お問合せ先
輸出・国際局新興地域グループ
担当者:ロシアNIS・ウクライナ班
代表:03-3502-8111(内線3514)
ダイヤルイン:03-3592-0313




