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農林水産省

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プレスリリース

「第1回日コロンビア農業及び農業投資に関する合同委員会」の結果概要について

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令和8年5月1日
農林水産省

令和8年4月23日(木曜日)、「第1回日コロンビア農業及び農業投資に関する合同委員会」(以下「合同委員会」という。)がコロンビア共和国・ボゴタ市で開催されました。

この合同委員会は、昨年9月に両国の農業担当大臣間で署名された覚書に基づき、農業・食料分野に関する二国間の協力を促進するため、両国の政府当局間の対話を、双方の民間セクターの参画も得つつ実施するために設置されたものです。

日本側からは農林水産省、在コロンビア日本国大使館及び独立行政法人国際協力機構(JICA)コロンビア支所、コロンビア側からは農業・地方開発省及び外務省に加え、両国の企業・団体関係者が参加しました。

1.合同委員会について

(1)出席者

日本側:清水駐コロンビア日本国特命全権大使、西浦農林水産省輸出・国際局審議官ほか

コロンビア側:オルテガ農業・地方開発省副大臣、メンデス同省国際部長、ダビラ外務省アジア・アフリカ・オセアニア局代理局長ほか


(2)概要

4月23日(木曜日)に開催され、双方の関心事項に関し闊達な情報及び意見の交換が行われました。

  1. 政府当局間の対話のうち前半のセッションでは、両国それぞれの農業・農業政策に関する現状及び経験の共有や、二国間の農林水産物・食品貿易の促進について話し合われました。
    コロンビア側からは、両国の農業事情には共通する要素も多く存在すると考えており、これまでの日本の農業政策の経験に学びたい旨や、コロンビア産農産物の日本への輸出機会の拡大が図られることに期待している旨などが述べられました。
    日本側からは、日本においても自国産の農林水産物・食品の輸出促進に努めており、コロンビアへの輸出も増大していきたいと考える旨、また、来年に日本で開催予定の国際園芸博覧会へのコロンビアの参加・出展を確実なものとするために、同国政府として必要な手続が進められることを要望する旨などを述べました。
  2. 後半のセッションでは、二国間の食料・農業分野における開発協力の促進について話し合われました。
    日本側からは、農林水産省が実施中又は実施予定である中南米諸国の日系農業者のビジネス支援のための事業や、国連食糧農業機関(FAO)との連携による植物遺伝資源の保全・活用に関する事業について紹介しました。また、外務省・JICAが実施しているODA事業などの協力スキームを説明し、これらの活用が図られることに期待する旨を述べました。
    コロンビア側からは、特に同国の小規模農業者の所得確保を図る観点から、農業生産性や農産物の付加価値の向上、及びそれを通じた輸出機会の獲得につながるような日本からの支援を引き続き要望する旨が述べられました。また、FAOとの連携による事業に関しては、コロンビア国内の受益研究機関である農業・牧畜研究公社(AGROSAVIA)から、日本のイニシアティブに対する謝意が示されました。


    日コロンビア合同委員会の様子  政府間対話

  3. 両国の民間関係者を交えたセッションでは、参加した食料・農業関係の各企業・団体から、それぞれが行っている食料・農業関係のビジネス内容の紹介や、ビジネス環境の改善に関する政府当局への要請などが行われました。

2.コロンビアの関係団体との意見交換について

4月24日(金曜日)、コロンビア農業・地方開発省の仲介を得て、同国国内でコーヒー・カカオをはじめとする農産物等の生産・販売を通じて農業者の生活向上に取り組む2団体を訪問し、意見交換を行いました。

(1)民衆のための経済社会連盟(Economias Sociales del Común:ECOMUN)

2016年のコロンビア政府と反政府武装集団との和平合意後、武装集団の元戦闘員及びその家族の社会復帰・生活再建のために活動する組織・団体の全国連盟であるECOMUNを訪問しました。内戦からの復興における農業生産の位置づけの重要性や、元戦闘員及びその家族の生活の向上のためには農産物の付加価値化等が課題であること等を聴取しました。


(2)全国カカオ生産者連盟(Fedecacao)

カカオの生産者連盟であるFedecacaoを訪問し、コロンビア国内の主産地ごとのカカオ生産動向や、生産性や付加価値の向上によりカカオ輸出の拡大を目指す考えであること等を聴取しました。


Ecomun訪問時の意見交換の様子

3.駐コロンビア大使公邸レセプションにおける日本産食品のPRについて

4月23日夕、清水駐コロンビア日本国大使の主催により、同大使公邸においてレセプションが開催され、合同委員会の出席者を中心に、両国の官民関係者約65名が参加しました。

会場では、日本産食品のPRとして、寿司・筑前煮・和菓子・緑茶等のメニューを在コロンビア大使館職員らから紹介しつつ提供するとともに、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」及び「伝統的酒造り」の魅力を発信しました。日本酒については、参加者に対し、その歴史や醸造方法の解説及び試飲提供が行われました。

さらに、今般、小川晃司(エンカウンタージャパン・コロンビア支社代表取締役社長)、伊元智恵子(TERRA MAARU代表)の両氏がコロンビアにおける「日本食普及の親善大使」に任命された旨が紹介されるとともに、当日レセプションに参加した小川氏に対して、会場で任命状が授与されました。

レセプション酒紹介  レセプションパーティーでの日本食の試食  レセプション任命状授与

お問合せ先

輸出・国際局新興地域グループ

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