プレスリリース
農林水産省とフィリピン農業省が協力覚書を交換
2月9日(木曜日)、野村農林水産大臣とフィリピン共和国農業省パンガニーバン上級次官は、首相官邸において、岸田総理大臣及びフェルディナンド・マルコス大統領立会いの下、「農業協力に関する日本国農林水産省とフィリピン共和国農業省との間の協力覚書」の交換を行いました。
この協力覚書に基づき、農業分野における協力枠組みが設置され、両国の協力関係が一段と深まることが期待されます。
1.概要
2月9日(木曜日)、農林水産省とフィリピン共和国農業省は、両国首脳の立会いの下、「農業協力に関する日本国農林水産省とフィリピン共和国農業省との間の協力覚書」を交換しました。
この協力覚書は、農林水産省とフィリピン共和国農業省との間で協力対話を定期的に行うための枠組みの設置等を内容とするものです。
本協力覚書に基づき、農業分野における協力枠組みが設置され、両国の協力関係が一段と深まることが期待されます。
2.開催日時等
日時:令和5年2月9日(木曜日)
場所:首相官邸
出席者:(日本側)岸田内閣総理大臣、野村農林水産大臣他
(フィリピン側)マルコス大統領、パンガニーバン上級農業次官他
3.協力覚書のポイント
(1)目的
・科学、技術及び経済協力の促進をはじめとする農業分野における協力枠組みを設置する。
(2)協力の範囲
・持続可能な農業開発のためのスマート技術の開発
・食料安全保障のための強靭で持続可能な農業及び食料システムの構築
・フードバリューチェーン強化に関する協力 等
(3)実施
・本協力覚書の実施に係る二国間調整の円滑化・推進の観点から、日本とフィリピンとの間で農業分野の協力対話を定期的に実施するため、日・フィリピン農業合同委員会を設置する。
4.参考
・農業協力に関する日本国農林水産省とフィリピン共和国農業省との間の協力覚書(英文(PDF : 130KB))
・農業協力に関する日本国農林水産省とフィリピン共和国農業省との間の協力覚書(和文(仮訳)(PDF : 344KB))
お問合せ先
輸出・国際局国際地域課
担当者:渡部、松尾
代表:03-3502-8111(内線3472)
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