プレスリリース
農林水産省と米国農務省は協力覚書に署名しました
本日、農林水産省は、米国農務省との間で、植物品種の保護に係る「日米審査協力覚書」への署名を行いました。
1.背景
日本の植物品種の外国における侵害に対処するためには、当該国において品種登録が行われることが不可欠です。このため、我が国は、植物の新品種の保護に関する国際条約(UPOV(注)条約)の枠組の下、加盟国が、相手国からの出願品種の審査に当たり、その相手国における審査結果を活用する「審査協力」を進め、円滑な審査・迅速な登録を推進しています。
(注)UPOV(ユポフ):INTERNATIONAL UNION FOR THE PROTECTION OF NEW VARIETIES OF PLANTS
2.概要
本日、農林水産省と米国農務省との間で、「日米審査協力覚書」について署名を行いました。これにより、日本から米国への出願品種の審査に当たり、米国は、日本の品種登録審査結果を用いることが可能となりました。今後、我が国からの輸出拡大に向け、米国における審査期間の短縮による我が国優良品種の保護の迅速化が期待されます。
添付資料
日本の植物品種審査結果の海外審査当局への無償提供について(PDF : 219KB)
お問合せ先
輸出・国際局知的財産課種苗室
担当者:長野、萩原、寺山
代表:03-3502-8111(内線4289)
ダイヤルイン:03-6738-6444