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農林水産省

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平成20年2月23日~24日にかけての低気圧による農林水産関係被害と対応

平成21年2月27日
農林水産省

1 気象概況(気象庁情報)

  • 2月23日朝、日本海にあった低気圧が発達しながら東進し、23日夜は東北北部を通過し、三陸沖に進んだ。日本付近は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込んだ。
  • 2月23日から24日にかけて、北日本から西日本にかけての日本海側と太平洋側の山沿いの広い範囲で大雪となり、北日本や北陸・甲信地方では23日から24日にかけての降雪量が50センチメートルを超えた。
  • 北日本から西日本にかけて陸上で20~25メートル、海上で25~28メートルの暴風や暴風雪となった。また、最大瞬間風速が30メートルを超えるところもあった。
  • 北日本から西日本にかけての周辺地域では6~8メートルの大しけとなった。

2 被害状況

農林水産関係被害(下表は各県等からの報告を取りまとめたもの)

36施設 127箇所
区分 主な被害 被害額(百万円) 主な被害地域
農作物 ビニールハウスの倒壊等による野菜(イチゴ、トマト等)の寒害等 100 秋田県、福島県、栃木県、群馬県、千葉県、滋賀県、高知県
営農施設 ビニールハウスのビニール破損・倒壊等 224 宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、長野県、新潟県、三重県、滋賀県、島根県、広島県、高知県
農地・農業用施設 農地海岸の消波堤等の損壊 5箇所 15 富山県、石川県
農地への砂流入 1箇所
林野関係 治山施設(海岸防災林)の損壊 3箇所 650 秋田県、富山県
水産関係 漁港等の防波堤・護岸等の損壊 38漁港・漁港海岸 25,418 北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、静岡県、京都府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、山口県
81箇所
漁業用施設 1施設 10
共同利用施設 58
漁業集落環境施設  1施設 10
養殖施設      24
漁船の転覆等 451隻 465
漁具(定置網)の破損 43ケ統 707
    27,681  

注)災害救助法が適用された市町村は、富山県入善町
<参考>人的被害(消防庁調べ:4月15日10時30分)
死者:4人、負傷者:89人

3 対応状況

体制・情報収集・調整

  • 農林水産省内に災害情報連絡室を設置(2月25日)

農林水産物及び関係施設に関する対応

【農地・農業用施設関係】

  • 北陸農政局担当官(生産経営流通部、整備部)が富山県の農地被害の現地調査を実施(3月4日)

【林野関係】

  • 林野庁担当官を被害の大きかった秋田県に派遣し、海岸防災林の調査及び災害復旧に係る技術的助言を実施(3月7日)

【水産関係】

  • 水産庁担当官を被害の大きかった富山県及び新潟県に派遣し、漁港の被災状況について現地調査を実施(2月25日~27日)
  • 漁船の転覆・破損等の漁船被害に係る迅速かつ適切な損害評価の実施及び保険金の早期支払について漁船保険団体を指導(2月28日)
  • 平成20年2月23日から24日にかけての日本海側の高波浪による被災原因を明らかにすることなどを目的とした「平成20年2月の日本海高波浪に関する技術検討委員会」を設置(2月29日)
  • 水産庁及び水産工学研究所の担当官計4名を富山県及び新潟県に派遣し、災害復旧に係る技術的助言を行うとともに、寄り回り波に関する調査を実施(富山県:3月5日~6日、新潟県:3月6日~7日)
  • 水産庁から担当官を富山県に派遣し、現地災害復旧対策会議を開催(3月11日)

【金融関係】

  • 農林漁業金融公庫(新潟支店)において2月24日の高波被害による災害相談窓口を設置(3月3日)
  • 水産庁から富山県信用漁業協同組合連合会に対し金融上の措置を適切に講ずるよう要請(3月4日)

お問合せ先

経営局総務課災害総合対策室

担当者:新本室長、今泉課長補佐
代表:03-3502-8111(内線5117)
ダイヤルイン:03-3502-6442

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