このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

平成15年台風第4号による農林水産関係被害と対応

平成21年2月27日
農林水産省

1 気象概況

  • 5月26日に南シナ海で発生した台風第4号は、5月30日には沖縄・九州の東海上を北上し、31日の午前5時頃には愛媛県宇和島市付近に上陸した後、瀬戸内海を東に進み、同日9時頃香川県付近で温帯低気圧に変わった。
  • この台風の接近・上陸及び前線の影響で、5月30日から6月1日にかけて九州・沖縄から関東地方にかけて広い地域で大雨・暴風となった。降り始めからの総雨量は四国南部で400mm、紀伊半島等で300mm以上を記録した。

2 被害状況

農林水産関係(下表は各県等からの報告をとりまとめたもの) 

区分 主な被害 被害額(百万円) 主な被害地域
農作物等 果樹、麦等 444 和歌山県、高知県
農地・農業用施設 農地の損壊 272箇所 991 徳島県、高知県、宮崎県
農業用施設等の損壊 283箇所
林野関係 林地荒廃等 68箇所 5,798 徳島県、高知県、宮崎県
林道施設 858箇所
水産関係 漁港施設等の損壊 4箇所 684 高知県、宮崎県
合計   7,917  

3 対応状況

  • 台風の影響が見込まれた5月29日・30日に、農村振興局及び林野庁から、都道府県の関係部局等に対して、被害発生防止の注意喚起等を指示した。
  • 5月30日から6月1日にかけては、農林水産業関係被害の迅速な把握と対応を行うため、本省内関係局庁及び地方機関の連絡体制を整備した。
  • 施設被害については、応急復旧対策を必要に応じて実施。

お問合せ先

大臣官房地方課災害総合対策室

担当者:川島、関川
代表:03-3502-8111(内線3808
ダイヤルイン:03-6744-0578

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader