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農林水産省

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令和2年台風第10号に関する情報



令和2年9月18日18時00分現在

1.農林水産省の対応

令和2年9月4日(金曜日)16時00分から、令和2年台風第10号に関する農林水産省緊急自然災害対策本部(第1回)を開催しました。

《江藤農林水産大臣の発言》
多くを語る必要はないと思います。

テレビで報道されているように、かつて経験したことのないような巨大な台風が、今、北上を続けております。とにかく警戒し過ぎるということはない。事前にできると思われることはすべてやる。そして、周辺の方々に、とにかくまず命を大事にしていただく。そして農業に関しては、ほ場や施設等が心配だと思いますけれども、それらの対応はできるだけ早く終わらせて、風が吹き始めたら水路や水田等には立ち入らない。そういったことをしっかりお願いしたいと思います。
自治体の皆様方におきましては、ため池などの事前放流や色々な技術指導等もよろしくお願いいたします。

山も大変心配です。熊本県は山もやられて、この間お話を知事としたばかりです。そしてまた、海においても流木等で大変やられましたけれども、今回も大変な被害が出るかもしれません。ですから今回は、これまでの災害の経験を生かして、災害が起こったときにどれだけのプッシュ型の支援をしたのか、それはもう各所しっかり洗い出しをしてくれていますから、各団体・企業の方々に「数量の明示はできませんが、これらの協力要請をする可能性がありますので、よろしくお願いします」というお願いを今日の時点でさせていただいたところであります。

そして通過後のことは、まだ話が早いですけれども、二次災害にも十分気をつけていただきたいと思います。
とにかく内閣を挙げて、そして農林水産省を挙げて、まずは被害を最小化する努力、そして被害が出たらそれをできるだけ早く把握し、そしてできるだけ早くリカバーするための対策のとりまとめに取り組みたいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたします。




 

2.農林水産関係の被害状況

1 人的被害の状況

  • 宮崎県椎葉村下福良で山腹崩壊による人的被害・家屋損壊あり。

2 農作物等の被害

農林水産関係被害の概要

区分 主な被害 被害数 被害額(億円)(*1) 被害地域(現在22県より報告あり)
農作物等 農作物等(*2) 19,491.0ha 21.7 三重、鳥取、山口、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄(13県)
樹体 6.4ha 0.1 愛媛、宮崎、鹿児島(3県)
家畜 93,926頭羽 0.5 熊本、宮崎、鹿児島(3県)
畜産物(生乳等) 2トン 調査中 熊本、大分、宮崎(3県)
農業用ハウス等 1,917件 12.0 三重、和歌山、鳥取、山口、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島(13県)
農業用倉庫・処理加工施設等 88件 0.5 長崎、熊本、大分、鹿児島(4県)
畜産用施設 495件 4.4 鳥取、山口、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄(12県)
共同利用施設 82件 0.1 福岡、山口、高知、熊本、大分、宮崎(6県)
農業・畜産用機械 13件 0.1 長崎、熊本、鹿児島(3県)
その他 26件 調査中 鹿児島
小計 39.2
農地・農業用施設関係 農地の損壊 155箇所 2.5 神奈川、山梨、富山、石川、和歌山、島根、岡山、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島(13県)
農業用施設等 138箇所 8.8 島根、岡山、徳島、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄(10県)
小計   11.3  
林野関係 林地荒廃 27箇所 9.0 島根、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島(7県)
治山施設 5箇所 0.3 山梨、和歌山、宮崎(3県)
林道施設等 114箇所 6.5 岐阜、徳島、愛媛、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄(10県)
森林被害 2.7ha 0.1 佐賀、鹿児島(2県)
木材加工・流通施設 5件 調査中 長崎、宮崎(2県)
特用林産物施設等 12件 0.2 長崎、大分、宮崎(3県)
小計   16.0  
水産関係 漁船 119隻 0.2 和歌山、長崎、大分、宮崎、鹿児島(5県)
漁具 7件 0.2 長崎、宮崎(2県)
養殖施設 57件 0.7 長崎、宮崎、鹿児島(3県)
水産物 19件 0.4 長崎、宮崎(2県)
漁具倉庫等 24件 0.2 長崎、宮崎、鹿児島(3県)
漁港施設等 42漁港 30.6 山口、愛媛、長崎、熊本、大分、鹿児島(6県)
漁業用施設等 3件 1.1 佐賀、長崎、大分(3県)
共同利用施設(水産) 106件 0.4 岡山、山口、愛媛、佐賀、長崎、大分、宮崎(7県)
小計   33.8
合計   100.4
*1:現時点で都道府県から報告があったものを記載しており、引き続き調査中。なお、報告には被害数、被害額が調査中のものも含まれる。
*2:水稲、大豆、さとうきび、ごま、オクラ、ねぎ、小松菜、レンコン、アスパラガス、きゅうり、ブロッコリー、ミニトマト、ナス、シシトウ、カボチャ、キャベツ、だいこん、白菜、にんじん、栗、田いも、なし、柿、みかん、ゆず、りんご、花き等 

 

農作物等の被害状況

  • 水稲、野菜、果物、大豆、さとうきび、ごま、花きの倒伏や損傷
  • 果実の落果
  • 農業用ハウスの損壊
  • 畜舎、堆肥舎、農業用倉庫の損壊
  • 家畜(豚、鶏)の死亡
  • 農地の法面崩壊、水路の破損等
  • 山腹崩壊や林道の破損等
  • 漁船の沈没・転覆・浸水等や養殖施設の一部損壊

3 職員派遣(MAFF-SAT)

  • 延べ18名(福岡県2名、佐賀県2名、長崎県8名、熊本県1名、宮崎県1名、鹿児島県4名)をリエゾン派遣(9月5日(土曜日)~16日(水曜日))

4 農林水産省の対応

  • 9月5日及び6日における本省及び地方農政局の関係職員の連絡・出勤体制を整備するとともに、MAFF-SATの派遣体制を構築
  • 関係自治体に対する、ため池の貯留水の事前放流、農作物の被害防止に向けた技術指導の徹底、山地防災情報、漁船の陸揚げ等の被害防止対策に関する通知を9月4日までに発出
  • 食品関係団体等に対して食料支援への準備を9月4日に要請
  • 9月6日7時30分に、MAFFアプリや省公認のフェイスブック及びツイッターを活用し、直接農林漁業者に対し、関係自治体等の指示に従い、早めの避難により、命を守る行動をとることを呼びかけ
  • 9月6日までに農業用ダム19基で事前放流を実施、台風到達前に農業用ダム27基で必要な洪水調節容量を確保

<本省>

  • 大臣官房地方課災害総合対策室に農林水産省災害情報連絡室設置(9月2日(金曜日)15時00分)
  • 農林水産省緊急自然災害対策本部設置(9月4日(金曜日)16時00分)
  • 農林水産省緊急自然災害対策本部(第1回)を開催(9月4日(金曜日)16時00分)
    (大臣が二次災害への備えや感染症対策を徹底しつつ、事前の備え、被害状況の速やかな把握、応急対応に万全を期すことを指示)

<地方農政局等>

  • 九州農政局災害情報連絡本部を設置(9月3日(木曜日)17時00分)
  • 北陸農政局災害対策連絡会議を設置し、連絡会議(第1回)を開催(9月4日(金曜日)10時15分))
    (気象情報の注視、情報共有体制の確認)
  • 近畿農政局災害対策連絡会議を開催(9月4日(金曜日)14時30分)
  • 九州農政局災害対策本部を設置(9月4日(金曜日)16時00分)
  • 東海農政局災害対策本部員等連絡会議を設置し、連絡会議(第1回)を開催(9月4日(金曜日)16時45分))
    (省対策本部概要の共有、気象情報の共有、休日の情報共有体制の確認)
  • 中国四国農政局災害対策連絡会を設置(9月4日(金曜日)17時00分))
  • 九州農政局災害対策本部(第1回)を開催(9月4日(金曜日)17時30分))
    (省対策本部概要の共有、気象情報の共有、休日の体制確認、職員安全確保の徹底)
  • 九州農政局災害対策本部(第2回)を開催(9月8日(火曜日)14時00分))
    (被害等の情報共有、被害状況に係る更なる情報収集を指示)
  • 九州農政局災害対策本部(第3回)を開催(9月10日(木曜日)17時30分))
    (被害等の情報共有、被害状況に係る更なる情報収集を指示)

<森林管理局>

  • 九州森林管理局災害情報連絡室を設置(8月31日(月曜日)12時00分)
  • 近畿中国森林管理局災害情報連絡室を設置(9月2日(水曜日)17時00分)
  • 四国森林管理局災害情報連絡室を設置(9月3日(木曜日)09時00分)
  • 九州森林管理局災害対策本部を設置(9月4日(金曜日)16時00分)
  • 九州森林管理局災害対策本部(第1回)を開催(9月4日(金曜日)17時00分)
    (省対策本部概要の共有、気象情報の共有、休日の体制確認、職員安全確保の徹底)
  • 九州森林管理局災害対策本部(第2回)を開催(9月7日(月曜日)16時30分)
    (被害状況の共有、今後の対応方針を確認)
  • JAXAとの協定に基づき衛星ALOS-2(合成開口レーダ)による緊急観測を実施。観測結果について九州森林管理局から宮崎県へ情報提供。

5 地方公共団体等に対する情報提供

<9月2日(水曜日)>

  • 農村振興局が「台風第10号接近に伴う事前点検及び被災箇所における応急対策の実施について」を通知
  • 林野庁が「台風第9号及び10号接近に伴う林道施設災害及び森林災害発生時の初動対応について」を通知
  • 林野庁が「台風第10号接近に伴う山地災害の未然防止について」を通知
  • 林野庁が「台風第10号接近に伴う山地災害等に備えた対応について」を通知
  • 水産庁が「台風第10号に対する備えと被害報告等について」を通知

<9月3日(木曜日)>

  • 大臣官房が「台風第10号に対する対応について」を通知
  • 生産局及び政策統括官が「台風第10 号の接近等に伴う農作物等の被害防止に向けた技術指導の徹底について」を通知
  • 経営局が「台風第10号の接近等に伴う農作物等の被害防止に向けた技術指導の徹底及び農業保険の対応について」を通知
  • 水産庁が「台風第10号の接近等に伴う水産関係施設の被害防止に向けた対応について」を通知

<9月4日(金曜日)>

  • 農村振興局が「台風 10 号接近に伴う事前放流等の適切な実施について」を通知

<9月7日(月曜日)>

  • 林野庁が「災害復旧事業における査定前着工の積極的な活用」及び「倒木の除去に係る災害復旧事業の取扱いについて」を通知

<9月9日(水曜日)>

  • 水産庁が「災害復旧事業における応急工事の積極的な活用について」を通知

<9月14日(月曜日)>

  • 経営局が「令和2年台風第10号による被害農林漁業者等に対する資金の円滑な融通、既住債務の償還猶予等について」を通知

<9月16日(水曜日)>

  • 水産庁が「令和2年台風第10号による被害漁業者等に対する資金の円滑な融通、既住債務の償還猶予等について」を通知
  • 水産庁が「令和2年台風第9号及び台風第10号による漁業被害等に係る迅速かつ適切な損害評価等の実施及び共済金等の早期支払について」を通知

お問合せ先

大臣官房地方課災害総合対策室

担当者:影山、吉田
代表:03-3502-8111(内線5133)
ダイヤルイン:03-6744-2142
FAX番号:03-6744-7158