ノングルテン米粉について
ノングルテン米粉の製造工程管理JASについて
令和2年10月に農林水産省は、米粉の製造工程において、グルテンが混入する可能性のある箇所を特定し、グルテンの混入を防ぐことにより、製品のグルテン含有量が1ppm以下となるように製造工程を管理する規格である「ノングルテン米粉の製造工程管理JAS(JAS0014)」を制定しました。
厳格に製造工程を管理している事業者が当該JASの認証を取得し、会社のホームページやチラシ等にJASマークを貼付することにより、日本産米粉の国内普及・輸出拡大に向け、企業間取引でJAS認証を受けた管理能力の高さを訴求することができるようになる仕組みです。
当該JASについては、令和3年6月から、登録認証機関である日本農林規格認証アライアンス(JASCERT)が認証を開始しました。
- 日本米粉協会ホームページ
- 認証制度の概要に関する資料はこちらもご覧ください⇒ノングルテン米粉の製造工程管理JASの概要(PDF : 568KB)
- ノングルテン米粉認証制度との違いはこちらをご覧ください⇒参考資料(PDF : 443KB)
ノングルテン米粉JAS紹介動画(外部リンク)
ノングルテン米粉JASについて、概要を分かりやすく解説しています(約2分30秒)。
ノングルテン米粉の製造工程管理JAS認証第1号が誕生しました!!
令和3年6月30日に、第1号のノングルテン米粉の製造工程管理JASの認証が行われました。
このような、ノングルテン米粉の製造工程管理JASの認証を受けた事業者が製造する米粉製品が、グルテンフリー製品と差別化した形で流通することは、国内外における米粉製品の販売拡大につながるものです。農林水産省としても、今後、更に制度が利用・普及され、認証が広がるよう支援していくこととしております。
【令和3年6月30日に認証されたノングルテン米粉製造事業者】
・株式会社波里(栃木県)
ノングルテン米粉製品の第三者認証制度について
「ノングルテン米粉製品の第三者認証制度」は日本米粉協会が管理運営しています。
日本米粉協会ホームページ(外部リンク)
認証制度に関する参考資料はこちらをご覧ください⇒認証参考資料(PDF : 347KB)
ノングルテン米粉製品の第三者認証制度の第1号が誕生しました!!
平成30年6月14日、第1号のノングルテン米粉製品の認証が行われました。
このような、ノングルテン米粉認証マークの付された米粉製品が、グルテンフリー製品と差別化した形で流通することは、国内外における米粉製品の販売拡大につながるものです。
農林水産省としても、今後、さらに多様なノングルテン米粉製品の認証に向け、制度が利用・普及されるよう支援していくこことしております。
【平成30年6月14日に認証されたノングルテン米粉製品】
みたけ食品工業株式会社(埼玉県)製造の米粉製品
ノングルテン米粉認証ロゴマークが付いた商品一覧はこちら!(PDF : 329KB)
ノングルテン米粉を使用した加工品について
加工品登録を希望する事業者には4つの要件を設けています。
1.ノングルテン認証米粉、又はノングルテン米粉の製造工程管理の日本農林規格(JAS0014)の認証を取得した工場で日本農林規格に基づいて製造された米粉を主たる原料としている。
2.加工品の原材料表示に小麦を表示する必要がないグルテン含有量であるかを検査する。
3.HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行っている
4.日本米粉協会が主催する講習会を受講する
詳しくはこちらをご覧ください⇒日本米粉協会ホームページ(外部リンク)
参考
ノングルテン米粉に関する認証・登録制度は「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」をもとに制定されました。
詳細はこちらをご覧ください
『米粉の用途別基準』及び『米粉製品の普及のための 表示に関するガイドライン』の公表について(PDF : 399KB)
お問合せ先
農産局穀物課米麦流通加工対策室
担当者:新用途米穀推進班
代表:03-3502-8111(内線4241)
ダイヤルイン:03-6744-2517