令和3年秋の農作業安全確認運動における周知活動について
乗用型トラクターにおけるシートベルトの着用徹底について
農作業安全確認運動(以下、「運動」という。)の重点推進テーマを「見直そう!農業機械作業の安全対策」とし、乗用型トラクター等の作業におけるシートベルト・ヘルメットの着用徹底など、農業機械作業の安全対策を見直す運動を展開しています。この運動の一環として、特にシートベルトの着用の徹底を図るため、農林水産省においてシートベルトの着用を促す啓発資料を作成し、秋の運動期間中に4回(2週間に1回程度)の情報提供を行いますので、農業者の隅々まで当情報が行き渡りますよう周知活動にご活用ください。
第1弾~公道での交通事故による死亡者数の実態~
(公財)交通安全総合分析センターの集計結果(H27~R1)を分析した結果、シートベルトを着用することで死亡事故の発生を大幅に低減することが明らかとなりました。シートベルト着用の効果を周知するチラシを作成しましたので、啓発資料としてご使用ください。
- トラクターを運転するときはシートベルトを着用しましょう!!
バージョン1 | バージョン2 | バージョン3 | バージョン4 |
着けててよかったシートベルト | シートベルト着けますか? それとも・・・。 |
シートベルトってすごい。 | ねぇねぇ、シートベルト着けた? |
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第2弾~そのシートベルト車だけでいいの?~
(公財)交通安全総合分析センターの集計結果(H27~R1)から、交通事故発生時の状況を元に、自動車とトラクターにおけるシートベルトの着用率と事故時の死亡率を比較しています。トラクター等については、自動車と比較してシートベルト着用率が低く、死亡率が高い状況が明らかになっています。
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第3弾~転倒時以外も効果を発揮します!~
トラクター等の交通事故発生時の事故内容をみると、約5割が追突事故となっており、中には、追突時に車外に放り出されることによる重傷事故も起きています。そんなとき、シートベルトを着用していれば、追突時の車外放出を防ぐことができます。
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第4弾~その安全フレーム“無駄”になっていませんか!?~
安全フレームは、トラクターが転倒したときに、運転者を保護するために必要な空間(安全域)を確保することで、トラクターの下敷きになることを防ぐことを目的としています。ただし、これはシートベルトを着用し、安全域に身体を留めることが前提となっており、安全フレームはシートベルトとセットで効果を発揮します。
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お問合せ先
農産局技術普及課生産資材対策室
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ダイヤルイン:03-6744-2111