野菜について|フェアプライスプロジェクト


野菜
ダイコン、ニンジン、トマト、ジャガイモなどの野菜を育てるには肥料が必要です。ロシアやベラルーシは、肥料原料(塩化加里)の主要な産出国ですが、ウクライナ情勢によってその供給が滞り、昨年度、肥料原料の国際価格が上昇しました。
またビニールハウスの温度管理のためのエネルギーや産地から消費地までの輸送費用の高騰などが重なっているため、これまでどおりの価格で販売をつづけると、野菜の生産者とそのまわりの人たちの生活が立ち行かなくなり、国産野菜の供給を続けることが困難になります。これからも、わたしたちの食卓に安定的に国産野菜を届けてもらうためには、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
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もやし
もやしは工場で栽培するため、季節の変化や気候の影響を受けずに生産することができ、全国的に、比較的安定した価格で手に入れることができます。
しかし、工場での栽培には、温度を一定に保つための冷暖房等に燃料や電気を使用します。今、エネルギーコストはウクライナ情勢の影響等で大幅に値上がりしており、もやしの生産費が大きく上昇しています。
また、もやしの原料である緑豆、ブラックマッペ、大豆は、そのほとんどを輸入していますが、国際的な取引価格が急騰しており、原料調達のコストが大幅に増加しています。
このため、これまでどおりの価格で販売を続けると、もやしの生産が続けられなくなってしまう可能性があります。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質なもやしを届けてもらうためには、上昇した生産コストを適正に販売価格に反映し、その価格を引き上げることについて御理解いただきたいと思います。
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- 当サイト「フェアプライスプロジェクト」は令和4年度円滑な価格転嫁に向けた消費者理解醸成対策委託事業のうち広報事業で作成したものです。