UPOV PRISMAのデータを利用した海外から我が国への品種登録電子出願が可能となりました。
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目次
1.UPOV PRISMAとは
2.UPOV PRISMAの利用方法
2-1.アクセスコードの入手方法
2-2.UPOV PRISMAに登録された出願情報の入手方法
※ご利用前に必ずお読みください。
1.UPOV PRISMAとは
UPOVのWEBサイトを経由してUPOV加盟国への出願書の作成と提出をサポートするシステムです。
主要な154種類の植物について、説明書を含めた出願書をUPOV PRISMAで作成することができます。
現在は、日本語の他10言語のサポートがあります。 なお、各国の出願料とは別に、データ提出ごとにシステム利用料(90CHF)が掛かります。
UPOV PRISMAに提出した出願書のデータを日本の品種登録電子出願システムに取り込むことで出願することができます。

2.UPOV PRISMAの利用方法
(1)UPOV PRISMAに提出(決済)後、「提出された(submitted)」を選択し、「Download Excel」を押下します。提出日を含む範囲を指定し、「Download Excel」ボタンを押下します。
(2)ダウンロードしたファイルを開き、提出した出願品種の行のURL(Q)列の末尾に表示された数値(5ケタ)がアクセスコードです。
((1)-例)

((2)-例)

2-2 UPOV PRISMAに登録された出願情報の入手方法
(1) 品種登録電子出願システムの新規作成をクリックし、UPOV PRISMAで入力した農林水産植物の種類を選択した後に、入手したアクセスコード(数字5桁)を品種登録電子出願システムに入力します。

(2) 取込みが成功した場合、以下のようなメッセージが表示されます。OKを押下し、入手したデータを保存してください。
(取込み回数に制限はありません。)

※ご利用前に必ずお読みください
冒認出願を防ぐため、日本の品種登録電子出願システムのユーザー情報とUPOV PRISMAで入力した(代理人名、日本語)、その住所(日本語)及びメールアドレスが一致していない場合、アクセスコードがあっても日本の電子出願システムに取込むことができません。
UPOV PRISMAで提出(決済)した後は修正ができないので、これらの項目(画像内赤枠)の入力は、スペースの位置等を含め日本の品種登録電子出願システムのユーザー情報をUPOV PRISMAに入力してください。
あらかじめ、UPOV PRISMAで出願書情報を入力する者に、日本の電子出願システムのユーザー情報(氏名、代理人名(日本語)、その住所(日本語)及びメールアドレス)を共有することを強く奨励します。

〇UPOV PRISMA入力箇所(電子出願システムユーザーが出願者の場合)

〇UPOV PRISMA入力箇所(電子出願システムユーザーが代理人の場合)

〇取込み失敗例(氏名が不一致)
お問合せ先
輸出・国際局知的財産課種苗室
代表:03-3502-8111(内線4290)
ダイヤルイン:03-6738-6445




