第11回 公共サービス改革法に基づく民間委託統計調査に関する技術検討会 議事要旨
1. 日時及び場所
平成28年2月2日(火曜日)16時50分~18時00分
農林水産省統計第1会議室
2. 出席者
(委員)安倍澄子座長、助川正文委員、土屋隆裕委員
(事務局)統計部生産流通消費統計課、消費統計室、統計企画管理官
3. 議題
平成25年度市場化テスト対象3調査業務の実施状況報告(案)について
(1) 牛乳乳製品統計調査業務の実施状況報告(案)について
(2) 生鮮野菜価格動向調査業務の実施状況報告(案)について
(3) 木材流通統計調査のうち木材価格統計調査業務の実施状況報告(案)について
4. 議事及び要旨
事務局から牛乳乳製品統計調査、生鮮野菜価格動向調査及び木材流通統計調査のうち木材価格統計調査の3期事業の実施状況報告(案)について説明後、以下のとおり意見等を得た。
(〇は委員からの意見等、→は事務局からの回答。)
(1) 牛乳乳製品統計調査業務の実施状況報告(案)について
〇調査票回収率は100%であり、照会対応も苦情がないことから、良好であると判断できる。
〇調査票回収率が調査期間中一貫して100%でありながら、督促件数は減少していない理由如何。
→特に小規模な工場で繁忙期などに当たると報告を失念されることもあるため督促件数は減少していない状況であるが、受託事業者の努力及び調査対象の協力により100%回収を確保している。
(2) 生鮮野菜価格動向調査業務の実施状況報告(案)について
〇調査票回収率は目標を達成しており、苦情もなく、良好であると判断できる。
〇国が実施していた時と比べて回収率が上がった理由如何。
→調査項目を簡素化し、調査対象が回答しやすい内容にしたことや、細やかな督促等受託事業者の工夫により回収率が向上したものと考える。
(3) 木材流通統計調査のうち木材価格統計調査業務の実施状況報告(案)について
〇調査票回収率は100%、督促も少なく良好であると判断できる。
〇受託事業者は、調査対象と連絡のつきやすい時間帯を事前に把握するなど創意工夫がされており、評価できる。
〇経費の削減率が大きいが、低額契約により民間事業者の運営が厳しくなることや調査の精度等に影響が出ないよう留意願いたい。