第14回 公共サービス改革法に基づく民間委託統計調査に関する技術検討会 議事要旨
1. 日時
平成31年2月7日(木曜日)13時55分~15時35分
2. 場所
農林水産省統計部第1会議室(北別館3階、ドア番号314)
3. 出席者
(委員)安倍澄子座長、助川正文委員、土屋隆裕委員
(事務局)統計部 統計企画管理官、経営・構造統計課、生産流通消費統計課
4. 議題
(1) 農業物価統計調査業務の実施状況報告(案)について
(2) 木材流通統計調査のうち木材価格統計調査業務の実施状況報告(案)について
5. 配布資料
6. 議事及び要旨
事務局から農業物価統計調査の第3期事業の実施状況報告(案)及び木材流通統計調査のうち木材価格統計調査の第4期事業の実施状況報告(案)について説明後、以下のとおり意見等を得た。
(1) 農業物価統計調査業務の実施状況報告(案)について
- 回収率について、件数が多い中、ほぼ100%に達しているということで、よくできているという印象。目標の100%を下回ったときは豪雨などの自然災害によるものであり、やむを得ないと思う。
- 民間事業者は5年という長い期間やっていることから、習熟度が高まっていることは評価できる。
一方、ずっと同じ事業者であることは、専門性が確保されるのでよい面もあるが、今後は応札者が2者から増えるといいと思う。 - 疑義照会の件数は、農林水産省から民間事業者への照会、民間事業者から調査対象への照会がそれぞれ減少している。2,000件を下回らない件数は、かなり多いように見えるが、これだけあることによって調査の質の確保の根拠にもなることから、質は確保されている。
(2) 木材流通統計調査のうち木材価格統計調査業務の実施状況報告(案)について
- 未回収は、せいぜい1社程度であり、回収率は100%にはなっていないが十分に質は確保できていると評価できる。回収率が100%を下回っていることはやむを得ない。
- 疑義照会の件数も減少傾向にあり、前期と同じ民間事業者であることから、質も上がっている。調査対象との信頼関係が築かれており効率的に接触もできている。経費についても削減されている。
- 質を悪化させるような要因はないという意味で十分な質は確保されている。
以上