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農林水産省

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第2回 (平成26年9月4日) 議事概要

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開催日時

平成26年9月4日(木曜日)13時30分~15時00分

開催場所

農林水産省 大臣官房統計部第1会議室

出席者

【委員】
染英昭座長、黒田栄喜委員、中園江委員、藤川典久委員、吉永悟志委員

【事務局】
大臣官房統計部長、生産流通消費統計課長 他

議事

平成26年産水稲の8月15日現在における作柄概況及び次回調査の実施に当たっての留意事項について

議事概要

事務局から平成26年産水稲の8月15日現在における作柄概況調査結果、本年の気象の推移等について説明後、各委員から意見・提言を受けた。
(〇:委員からの発言)

〇今年の気象の特徴の1つとしては、8月の日照時間が西日本の太平洋側で戦後最も少なく、日本海側でも戦後2番目に少ない状況であった。今後の気象の見通しとして、もう2週間程度は気温が低く日照が少ない状況が続くと予想され、その後天候は回復してくるとの見込みである。

〇早場地帯の地域においては、もみ数が平年並み以上確保されているが、8月が東北の日本海側から北陸にかけて日照不足で、これが登熟前半にかかっていることから、登熟への影響が懸念され、注視しておく必要がある。

〇遅場地帯における6月移植8月末出穂の普通期栽培については、8月に幼穂を形成し、出穂を迎えることから、8月以降の低温・寡照条件の影響により、1穂当たりもみ数への影響が懸念される。

〇寡照条件による植物体の徒長や土壌の軟弱傾向、一部地域での豪雨の影響で、倒伏しやすい条件となっていることから、これに伴う収量・品質への影響を注視する必要がある。

〇8月上旬の台風が新潟県の一部地域等、出穂期に当たった地域では、フェーンによる白穂やもみずれが発生していることから、これらの影響も注視する必要がある。

〇いもち病や斑点米カメムシ類の警報や注意報が例年より多く発出されている状況から、病害虫の発生が多いと予想されている地域については、その被害の状況を注視する必要がある。

 

以上の意見を踏まえ、委員会としての意見をまとめ、その場で了承された。
  ( https://www.maff.go.jp/j/study/suito_sakugara/pdf/opinion_h260904.pdf

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