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農林水産省

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水稲の作柄に関する委員会(令和3年度第1回)議事概要

1 開催日時

令和3年9月14日(火曜日) 13時30分~15時00分

2 開催場所

農林水産省 大臣官房統計部第1会議室

3 出席者

【委員】
雨宮宏司座長、荒井裕見子委員、萱場亙起委員、黒田栄喜委員、吉永悟志委員

【事務局】
大臣官房統計部長、生産流通消費統計課長 ほか

4 議事

令和3年産水稲の8月15日現在における作柄概況及び次回調査の実施に当たっての留意事項について

5 議事概要( :委員からの発言)

事務局から令和3年産水稲の8月15日現在における作柄概況調査の結果、本年の気象の推移等について説明後、各委員から意見・提言を受けた。

  • 7月上旬までの気温・日照時間は、6月下旬から7月上旬が日照不足であったものの、総じて平年を上回って推移し、特に7月中旬以降は高温・多照となった。
    その後、8月上旬に台風に見舞われた地域があったほか、8月中旬以降には大雨等に伴う低温、日照不足となった。
    なお、今後1か月程度の天候の見通しでは、気温については平年並み又は高い、日照時間については平年並み又は多いと予想されている。
  • 6月下旬から7月上旬の日照不足及び8月上旬の台風や8月中旬以降の大雨等に伴う低温、日照不足が早場地帯や遅場地帯ごとの生育ステージの違いによって、穂数、もみ数、登熟、品質等への影響が懸念される。
  • 7月中旬から8月上旬の高温及び8月中旬からの低温、日照不足が登熟、品質等に与える影響が懸念される。
  • 8月上旬の台風、中旬以降の大雨による冠水・倒伏等の被害が発生した地域では、登熟、品質等への影響について留意する必要がある。また、今後の台風や集中豪雨等が作柄へ与える影響にも留意する必要がある。
  • 病虫害については、いもち病、トビイロウンカ、斑点米カメムシ類等の発生が多いと予想されている地域においては、その発生状況に留意する必要がある。
  • 水稲の8月15日現在における作柄概況調査における気象データ及び人工衛星データによる作柄予測については、結果の検証を引き続きお願いしたい。

以上の意見を踏まえ、委員会としての意見をまとめ、その場で了承された。
https://www.maff.go.jp/j/study/suito_sakugara/attach/pdf/index-15.pdf

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