このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

2 調査結果の概要

  • 食育という『言葉を知っていた』人の割合は82.9%だった。食育という『言葉を知っていた』人にどこで知ったか聞いたところ、「テレビ」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 食育への関心度について『関心がある』人の割合は78.9%だった。今後1年間食育として実践したいこととして、「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 健全な食生活を実践することを『心掛けている』人の割合は75.9%で、「主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上ある」が「ほぼ毎日」の人の割合は40.6%となっている。「主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上ある」が「週に4~5日」、「週に2~3日」、「ほとんどない」人に、3つそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ、「手間がかからないこと」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • ふだん朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は79.0%だった。ふだん朝食を「週に4~5日食べる」、「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」人に、朝食を食べるために必要なことを聞いたところ、「朝、食欲があること」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 普段の食事の準備について、「ほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」人の割合は29.1%だった。

 

  • 家族と同居している人が、家族と一緒に食べる頻度について、朝食は「ほとんど毎日」の人の割合が48.1%であるのに対し、夕食は「ほとんど毎日」の人の割合が68.7%で、夕食の方が一緒に食べる割合は高かった。

 

  • 新型コロナウイルス感染症の感染防止対策が十分にとられているという前提で、地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば『参加したい』と思う人の割合は36.9%であり、そのうち、過去1年間の参加経験について、「参加した」人の割合は57.8%だった。

 

  • 生活習慣病の予防や改善のために、ふだんから適正体重の維持や減塩などに気をつけた食生活を『実践している』人の割合は66.5%だった。ふだんゆっくりよく噛んで食べているかどうかについて、『ゆっくりよく噛んで食べている』人の割合は46.8%だった。

 

  • 郷土料理や伝統料理など、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味、食べ方・作法などの食文化を受け継ぐことは『大切だと思う』人の割合は86.4%だった。食文化を「受け継いでいる」人の割合は64.2%で、そのうち地域や次世代に「伝えている」人の割合は68.5%だった。いわゆる郷土料理や伝統料理(自身の生まれ育った地域や現在住んでいる地域に限定せず、旅先や外食先など日本全国の郷土料理や伝統料理を含む)を『月に1回以上』食べている人の割合は63.1%だった。

 

  • 家族の中で農林漁業体験に参加した人が「いる」人の割合は62.4%だった。農林漁業体験に参加して変化したこととして、「自然の恩恵や生産者への感謝を感じられるようになった」を挙げた人の割合が最も高かった。家族の中で農林漁業体験に参加した人が「いない」人に、どのような工夫があれば参加したいと思うか聞いたところ、「親子や友人など、いろいろな参加の仕方ができること」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 日頃から環境に配慮した農林水産物・食品(農薬や化学肥料に頼らず生産された有機農産物や、過剰包装でなくごみが少ない商品など、環境への負荷をなるべく低減した農林水産物・食品)を選んでいるか聞いたところ、『選んでいる』人の割合は61.7%だった。『選んでいる』人にどのようなものを選んでいるか聞いたところ、「国産のもの」を挙げた人の割合が81.5%で最も高かった。

 

  • 産地や生産者を意識した農林水産物・食品を『選んでいる』人の割合は69.8%だった。

 

  • 食品の安全性に関する基礎的な知識が『あると思う』人の割合は76.6%、安全な食生活を送ることについて『判断している』人の割合は77.5%だった。

 

  • 新型コロナウイルス感染症の拡大前と現在を比較して食生活が変化したかを聞いたところ、38.5%が「自宅で食事を食べる回数」が、27.9%が「自宅で料理を作る回数」が「増えた」と回答している。緊急事態宣言中と現在を比較して食生活が変化したかを聞いたところ、25.8%が「自宅で食事を食べる回数」が、20.1%が「自宅で料理を作る回数」が「増えた」と回答している。新型コロナウイルス感染症の拡大前と現在を比較して家族と一緒に食べる頻度は朝食、夕食ともに「変わらない」と回答した人の割合が8割だった。

 

  • 家族の中でデジタル技術を活用した食育を「利用したことがある」人の割合は22.2%だった。「利用したことがある」人に利用したことがあるデジタル技術を活用した食育を聞いたところ、「料理レシピ動画など、調理に関する動画の視聴」を挙げた人の割合が88.8%で最も高かった。家族の中でデジタル技術を活用した食育を「利用したことがある」と回答した人に、デジタル技術を活用した食育を経験してよかった点を聞いたところ、「好きな時間や短時間に利用できる」を挙げた人の割合が80.6%で最も高かった。家族の中でデジタル技術を活用した食育を「利用したことがない」と回答した人に、デジタル技術を活用した食育を利用する場合に、どのような課題や障壁があるか聞いたところ、「どのような情報や体験があるかわからない」を挙げた人の割合が45.5%と最も高かった。今後、新型コロナウイルス感染症の拡大が収まった後、利用したいデジタル技術を活用した食育を聞いたところ、「料理レシピ動画など、調理に関する動画の視聴」を挙げた人の割合が52.4%で最も高かった。

 

  • 「食事バランスガイド」を『認知している』人の割合は60.6%で、「食事バランスガイド」を「内容を含めて知っている」人のうち、『参考にしている』と回答した人の割合は87.1%だった。

 

  • 「日本型食生活」を『実践している』人の割合は72.8%だった。食生活のうちごはんを『1日1食以上』食べている人の割合は93.7%だった。
  • 目次次へ

    お問合せ先

    消費・安全局消費者行政・食育課

    担当者:食育計画班
    代表:03-3502-8111(内線4576)