3 調査結果の詳細 (3. 共食の状況)
(1)家族と一緒に食べる頻度
家族と同居している人に、家族と一緒に朝食と夕食を食べる頻度について聞いた。
朝食を家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が43.8%、「週に4~5日」と回答した人の割合が5.9%、「週に2~3日」と回答した人の割合が12.3%、「週に1日程度」と回答した人の割合が8.6%、「ほとんどない」と回答した人の割合が27.7%となっている。
夕食を家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が63.1%、「週に4~5日」と回答した人の割合が11.3%、「週に2~3日」と回答した人の割合が13.2%、「週に1日程度」と回答した人の割合が4.5%、「ほとんどない」と回答した人の割合が6.3%となっている。(図3 - 1)
家族と一緒に朝食を食べることについて、性別にみると、「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高く、「ほとんどない」と回答した人の割合は男性で高い。
若い世代(20~39歳)では、「ほとんどない」と回答した人の割合が高い。(図3-1-1)
家族と一緒に夕食を食べることについて、性別にみると、「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高い。
若い世代(20~39歳)では、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が低い。(図3-1-2)
(2)地域等での共食に対する意識
地域や所属コミュニティ(職場等を含む)での食事会等の機会があれば、参加したいと思うか聞いたところ、『そう思う』と回答した人の割合が30.2%(「とてもそう思う」5.7%+「そう思う」24.5%)、「どちらともいえない」と回答した人の割合が32.7%、『そう思わない』と回答した人の割合が35.6%(「あまりそう思わない」24.4%+「まったくそう思わない」11.2%)となっている。(図3 - 2)
地域等での共食に参加したいかについて、性別にみると、『そう思わない』と回答した人の割合は男性で高い。
性・年齢別にみると、『そう思う』と回答した人の割合は女性の50歳代で高い。(図3-2-1)
(3)地域等での共食経験
地域や所属コミュニティ(職場等を含む)での食事会等の機会があれば、参加したいと思うかについて、「とてもそう思う」または「そう思う」と回答した人に、過去1年間の参加経験を聞いたところ、「参加した」と回答した人の割合が62.8%、「参加していない」と回答した人の割合が36.3%となっている。(図3 - 3)
過去1年間の地域等での共食経験について、性別、性・年齢別にみると、特に大きな差はみられなかった。(図3-3-1)
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消費・安全局消費者行政・食育課
担当者:食育計画班
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