第2回全国食育推進ネットワーク交流ゼミ~食育の実践に付加価値を!ファーム・インさぎ山に学ぶ~を開催しました
農林水産省は、令和5年11月20日(月曜日)に第2回全国食育推進ネットワーク交流ゼミをオンラインで開催しました。
今年度は「食育のマネタイズ化(収益化)」をテーマに掲げ、第1回を開催し「食育のマネタイズ化」をするための前提条件として、日頃の食育活動にどのような付加価値を付けるかが重要であることが見えてきました。このため、第2回では食育活動にどのように付加価値を付けるのかを、既に先駆的に実践されている食育実践者の事例・視点から学びました。
さらに参加者それぞれの食育を実践する上での悩みや課題を共有し、講師のこれまでの事例や経験をもとに意見交換ができることで、会員の皆さまの課題解決のヒントを探りました。
開催概要
- 前半:情報提供
- テーマ:「食育の実践に付加価値を! ファーム・インさぎ山に学ぶ」について
- 参加者:全国食育推進ネットワーク会員(19団体・個人)
- 講師:萩原 哲哉 氏 、 吉武 裕美子 氏 / ファーム・インさぎ山 (有限会社諏訪野)
ファーム・インさぎ山は、埼玉県緑区で江戸時代より250年以上続く農園を守りながら農家の暮らしを営まれています。
教育ファーム先駆者として26年の実績があり「農のある暮らし」をテーマに、農業、料理、伝統行事等、食や自然の大切さを学ぶ農業体験を実施しています。さらに、コロナ渦におけるデジタル化への対応、企業との連携などを通じて様々なコンテンツを構築することで、食育活動の実践に付加価値を高めています。
第6回食育活動表彰の「農林漁業者部門」において農林水産大臣省を受賞。


配信風景(左奥が吉武氏、萩原氏)
- 後半:意見交換
- 参加者の満足度を高めるためのリピーター対策やターゲットの設定について、教育機関の受け入れや値上げ交渉のコツについて、インバウンド対応での付加価値の付け方についてなど、参加者の皆さまと意見交換を行いました。
- 閉会
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課
担当者:03-3502-5723
代表:03-3502-8111(内線4601)
ダイヤルイン:03-3502-5724