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農林水産省

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3 国際的な情報交換等


食品安全委員会では、定期的に海外の有識者と意見交換会や勉強会を実施しており、国際的に活躍されている方々を通じて食品の安全性に関する最新の知見の収集や情報の発信を行っています。

国立健康・栄養研究所では、「栄養と身体活動に関するWHO協力センター」の活動の一環として、国際協力外国人研究者招へい事業とアジア栄養ネットワークシンポジウムの開催を実施しています。

国際協力外国人研究者招へい事業では、毎年度アジア各国の研究者を招き、研修や共同研究を行っています。令和5(2023)年度は、インドネシア及びラオスから研究者2名を招へいしました。インドネシアの研究者は、平成30(2018)年に発生したインドネシアの大地震の影響による乳児の発育・発達に関することを、ラオスの研究者は、ラオスにおける思春期の子供の食事の特徴を雨季と乾季に分けて分析を行いました。本事業の成果は、発災時及び季節に応じた子供とその親に対する食育の重要性を示唆しました。今後の継続した研究交流や共同研究によって、更に研究を深める予定です。

アジア栄養ネットワークシンポジウムは、「アジア太平洋地域の健康と栄養に関する研究エビデンスの実装」をテーマに開催されました。マレーシア、中国、ベトナムから国民栄養調査等の結果に基づく栄養改善の実践について報告がありました。本シンポジウムを通じて研究成果の社会実装の在り方や課題点を議論するとともに、実装の過程における食育の重要性も確認しました。



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お問合せ先

消費・安全局
消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4551)
ダイヤルイン:03-3502-1320

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