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農林水産省

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2 「日本食品標準成分表」の充実、活用促進


「日本食品標準成分表」は、戦後間もない昭和25(1950)年に初版が公表されて以降、国民が日常摂取する食品の成分に関する基礎データを提供することを目的として、食品数や成分項目の充実を図るための改訂を重ねてきています。文部科学省は、平成27(2015)年12月に「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を公表し、15年ぶりに収載食品を313食品追加するなど内容を充実させました。さらに、平成28(2016)年12月には「追補2016年(*1)」として45食品(うち31食品は新規)、平成29(2017)年12月には「追補2017年(*2)」として148食品(うち16食品は新規)、平成30(2018)年12月には「追補2018年(*3)」として118食品(うち59食品は新規)の成分値を充実させました。令和元(2019)年12月には、翌年に「日本食品標準成分表」の全面改訂を検討していることも踏まえ、報告様式を簡素化した「2019年における日本食品標準成分表2015年版(七訂)のデータ更新(以下「データ更新2019年」という。)(*4)」として、105食品(うち81食品は新規)の成分値を追加・改訂し、公表しました。「データ更新2019年」では、日常的に消費される食品、例えば、食パン、ブロッコリー、しいたけ、ロースハム、ウインナーソーセージなどの調理形態別の成分値を追加するとともに、カットなめこ、くろまぐろ(養殖)、釜揚げしらす、桜でんぶなど、生産・流通実態に合わせて細分化した食品の成分値を追加しました。

また、新規収載食品として、赤米・黒米(穀粒・めし)、コリアンダー、新しょうが、黄色トマト、野菜ミックスジュース(濃縮タイプ)、アサイー、乳児用液体ミルク等を、地域性の高い食品やアイヌ民族の伝統食を含む伝統食品として、油ふ、いぶりがっこ、きはだの実、はなっこりー、たらのあぶら等を追加しました。

「データ更新2019年」により、「日本食品標準成分表」収載食品の総数は2,375食品となりました。「日本食品標準成分表」は追補等も含め電子データをホームページで公開するほか、最新の成分値を容易に検索できる「食品成分データベース(*5)」としても公開し、国民が利用しやすい情報となるよう努めています。

*1 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2016年

*2 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年

*3 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年

*4 2019年における日本食品標準成分表2015年版(七訂)のデータ更新について(文部科学省):https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1411578_00001.html(外部リンク)

*5 食品成分データベース(文部科学省):https://fooddb.mext.go.jp/(外部リンク)



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担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)
ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974

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