2 「日本食品標準成分表」の充実、活用促進
「日本食品標準成分表」は、戦後間もない昭和25(1950)年に初版が公表されて以降、国民が日常摂取する食品の成分に関する基礎データを提供することを目的として、食品数や成分項目の充実を図るための改訂を重ねてきています。文部科学省は、令和2(2020)年12月に「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を公表し、国民の食生活の実態等に応じて、新規収載食品の追加等内容を充実させ、収載食品の総数は2,478食品となりました。また、本改訂では、従来、食品のエネルギーの算出基礎としてきた、エネルギー産生成分のたんぱく質、脂質及び炭水化物を、原則として、それぞれ、アミノ酸組成によるたんぱく質、脂肪酸のトリアシルグリセロール当量で表した脂質、利用可能炭水化物等のそれぞれの組成に基づく成分に変更しました。「日本食品標準成分表」は電子データ等をウェブサイトで公開しているほか、最新の成分値を容易に検索できる「食品成分データベース(*1)」としても公開し、国民が利用しやすい情報となるよう努めています。
*1 食品成分データベース(文部科学省):https://fooddb.mext.go.jp/(外部リンク)
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