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農林水産省

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1 管理栄養士・栄養士の養成・活用


厚生労働省等では、食生活や健康づくりに関する専門的な知識を有し、食育を推進する上で重要な役割を担う者として管理栄養士等の養成に取り組んでいます。管理栄養士等は、「栄養士法」(昭和22年法律第245号)に基づく資格であり、栄養士は都道府県知事から、管理栄養士は厚生労働大臣から免許が交付されています。

管理栄養士等は、学校、保育所、病院、社会福祉施設、介護保険施設、保健所、市町村保健センター、大学、研究機関、民間企業等の様々な場において食生活に関する支援を行っています。特に、都道府県や市町村においては、地域での食育の推進が着実に図られるよう、行政栄養士の配置を推進しています。行政栄養士は、都道府県や市町村の食育推進計画の策定や食育に関する事業の企画・立案・評価、食生活改善推進員などのボランティアの育成、国民運動としての食育の推進が図られるよう関係団体や関係者との調整等を行っています。

公益社団法人日本栄養士会では、会員である約5万人の管理栄養士等が、全国で、乳児期から高齢期までの食育を推進していくための活動として、都道府県栄養士会と協力して、各地で栄養相談・食生活相談事業等を行っています。

全ての人々の健康の保持・増進に向けて、8月4日を「栄養の日」、8月1日から7日までを「栄養週間」として、毎年イベントを実施しています。令和4(2022)年度は「栄養と環境 -地球を元気に、未来を笑顔に-」をテーマに新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じながら、全国各地で栄養・食事に関するイベントを実施しました。各イベントでは、持続可能な健康と食の重要性やその在り方について管理栄養士等の目線で国民に広く周知しました。

また、食育推進等の活動拠点として、「栄養ケア・ステーション」を全都道府県栄養士会に設置しています。管理栄養士等と地域住民の双方向の結び付きを強化し、地域住民が管理栄養士等による栄養ケアの支援と指導を受けて、生涯にわたる実り豊かで健やかな生活を維持することのできる地域社会づくりを目指して、「栄養ケア・ステーション」の更なる機能充実を図るとともに、拠点数の拡大に向け、取組を進めています。

さらに、管理栄養士等のキャリア支援を目的として生涯教育を実施し、到達度に応じた認定を行っています。その中では、関連学会等と共同で、特定・専門的な種類の業務に必要とされる高度の専門的知識・技能を身に付けた管理栄養士等を認定しています。



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ダイヤルイン:03-6744-2125

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