3 都道府県及び市町村における食育に関する取組
「食育月間」には、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、国民の食育に対する理解を深め、食育推進活動への積極的な参加を促し、その一層の充実と定着を図るため、地方公共団体、各地の保育所、学校、図書館、飲食店、企業等において、各種広報媒体や行事等を活用した取組が展開されました。
例えば、地方公共団体では、コロナ禍で在宅時間が増加する中、家族との共食の大切さや健康の重要性を見直すため、寸劇を交えた料理動画を活用した食育啓発活動が行われました。また、小学校では、SDGsの考えを踏まえ、海や陸の豊かさを守るために自分たちが今できることを考える授業が行われるなど、様々な場面で多様な取組が実施されました。なお、農林水産省では、ウェブサイトにおいて各都道府県等における「食育月間」等の取組事例について情報提供を行っています。

都道府県・政令指定都市の取組(農林水産省)
URL:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/torikumi.html
コラム:「食育月間」の取組「第17回食育推進全国大会inあいち」、「食育月間セミナー」を通じた食育の普及啓発
第17回食育推進全国大会inあいち
「第17回食育推進全国大会inあいち」は、令和4(2022)年6月18日、19日の2日間にわたり、愛知県常滑(とこなめ)市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)を会場に、「“SHIN化”する「いきいき食育」あいちから~健康な体、豊かな心、環境に優しい暮らし~」をテーマに、3年ぶりに来場者を招いて開催し、2日間で23,515人の来場者がありました。また、会場の様子をオンラインで全国に発信しました。
当日は、食育活動表彰の表彰式、学生レシピコンテスト、各種シンポジウムの開催、食育に関する172のブースの出展などの様々な催しにより、楽しみながら食育について考える機会が提供されました。
令和4年度「食育月間セミナー」 ~環境にやさしい持続可能な消費の拡大や食育の推進に向けて~
農林水産省では、令和4(2022)年6月30日に「食育月間」の取組の一環として、第4次基本計画を広く周知し、実践につなげることを目的に、「食育月間セミナー」を開催しました。
本セミナーでは消費者等への有機農業に対する理解増進や食品ロス削減等、環境と調和のとれた食料生産とその消費について理解の深化のため、食品ロス削減等に貢献している食育実践者による先進事例の紹介やパネルディスカッションを実施し、より多くの人に食育を実践してもらうためにはどのような点に考慮すべきかなどを話し合いました。
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