水際検疫の強化に向けた取組
国内における豚熱の終息が見通せない中、韓国釜山の野生イノシシにまでアフリカ豚熱の感染が拡大し、我が国への侵入リスクは歴史的にみて最も高い状況にあります。
こうした状況の中、外国人旅行客や国際郵便による畜産物の持込み違反摘発件数は増加し、令和6年には水際において約20.2万件の違反畜産物が携帯品で摘発されました。
また、植物防疫法上の違反品等の持込みについても、違反畜産物の持込みと同様に増加傾向にあり、水際検疫の強化は動植物共通の課題となっています。
以上を踏まえ、農林水産省では水際検疫の強化に向けて様々な取組を実施しています。
水際検疫の強化に向けた検討会
予断を許さない状況にあるアフリカ豚熱ウイルスや植物の病害虫等の侵入防止を念頭に動植物検疫における水際検疫体制の課題や必要な取組を明らかにすること等を目的として、動植物検疫等関係する分野の専門家からなる「水際検疫の強化に向けた検討会」を開催することとしました。
第1回(令和7年3月24日(月曜日))
第2回(令和7年4月30日(水曜日))
第3回(令和7年5月30日(金曜日))
水際検疫の強化について(中間とりまとめ)
ASFの侵入防止に向けた水際検疫等の強化に係る関係省庁連絡会議(令和7年6月26日(木曜日))
水際検疫の強化に向けた検討会の中間とりまとめを踏まえ、政府一体となってASFの侵入防止に向けた一段の対応強化を図るため、関係省庁と申合せを行いました。
- ASF(アフリカ豚熱)の対応強化に係る関係省庁申合せについて(PDF : 2,197KB)
- 【関係省庁申合せ】ASFの侵入防止に向けた水際検疫等の強化について(令和7年6月26日)(PDF : 169KB)
お問合せ先
消費・安全局
代表:03-3502-8111(内線4477)
ダイヤルイン:03-3502-0801