汚泥肥料中の重金属管理手引書について
|
この手引書の特徴
- 取り組むべき管理の方法をわかりやすく解説
- PDCAサイクルで継続的に改善・効率化できる
- 付属の例により作成が容易
目的
|
手引書の改正
手引書の発行から5年間が経過し、この間の新たな知見や生産業者からの質問・意見等を踏まえ、汚泥肥料中の重金属管理に、より取り組みやすくなるよう手引書の改正を行いました。
主な改正内容は以下の3つの点です。
1. 推奨自主管理基準値の追加
今までは公定規格に定める6つの有害成分のうちカドミウムのみ推奨自主管理基準値を示していましたが、ひ素、水銀、ニッケル、クロム及び鉛についても推奨自主管理基準値を追加しました。これにより、生産業者は、自ら分析等を行わなくても自主管理基準値を設定できることとなります。
2. よくある質問とその回答の追加
生産業者からのよくある質問とその回答について整理しました。
3. 汚泥肥料の品質管理実施状況の追加
肥料取締法に基づく立入検査の結果を用いて、手引書の発行以降の汚泥肥料の品質管理状況について追加しました。重金属規格の不適合事案は手引書に基づく重金属管理を行っていない業者で発生していることから、手引書に基づく重金属管理を行うよう推奨しています。
対象とする肥料と重金属
し尿汚泥肥料、焼成汚泥肥料、下水汚泥肥料、工業汚泥肥料、汚泥発酵肥料及び混合汚泥肥料中のひ素、カドミウム、水銀、ニッケル、クロム及び鉛を対象とします。
パンフレット(PDF:406KB)
汚泥肥料中の重金属管理手引書(1)(PDF:1,159KB)
お問合せ先
消費・安全局農産安全管理課
担当者:肥料企画班、肥料検査指導班
代表:03-3502-8111(内線4508)
ダイヤルイン:03-3502-5968