農作物が洪水被害にあったときには…
農林水産省では、令和3年度~5年度にかけて、洪水により農作物や農地がどの程度汚染されるかの知見を収集するため、国内において、洪水発生時の農作物の安全性確保に向けた調査を行いました。
重金属(カドミウム等)、かび毒(アフラトキシン等)、有害微生物(サルモネラ等)、残留農薬、油分等の項目について、農作物、農地土壌、農業用水、農業施設を調査したところ、非浸水区と比較して分析結果に大きな差は見られませんでした。
その中で、洪水被害を受けた一部農業施設の土壌からアフラトキシン産生菌とサルモネラが検出されましたが、経時変化によりサルモネラ汚染は解消されていることを確認できました。同農業施設で栽培されていた農作物(泥付き)からアフラトキシン産生菌が検出されましたが、泥付きでない農作物からは検出されませんでした。また、浸水により漏出した重油が近隣のほ場に拡散する例も確認されました。
今回の調査では、食品安全上問題となる調査結果は得られませんでしたが、洪水が発生すると有害物質が流入する可能性があることから、洪水時には、被害を受けた農作物を廃棄するなど農産物の安全性を確保するための対策を検討することが必要です。
お問合せ先
消費・安全局農産安全管理課
担当者:生産安全班
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306




