毒きのこによる食中毒の発生状況
作成日:2020年10月27日
最終更新日:2024年7月12日
有毒な野生きのこによる食中毒が多発しています
食用きのこと間違えられやすい毒きのこ
ツキヨタケ(左)とクサウラベニタケ(右)
カキシメジ
ニセクロハツ
(写真:厚生労働省提供)
毎年、有毒な野生きのこによる食中毒が発生しており、特に夏の終わりから秋にかけて多くなります。令和元年から令和5年にかけて発生した毒きのこによる食中毒の発生件数と、その原因となった毒きのこの内訳は以下のグラフに示すとおりです。
近年の毒きのこによる食中毒の発生件数とその内訳
(厚生労働省食中毒統計をもとに作成)
グラフからも分かる通り、日本では、以前からツキヨタケ(ムキタケやヒラタケ等と間違えられやすい)や、クサウラベニタケ(ウラベニホテイシメジやハタケシメジ等と間違えられやすい)による食中毒が特に多いことが報告されています。また、令和2年には種類不明の野生きのこを、令和5年にはドクツルタケ(推定)をそれぞれ原因とした死亡事例も発生しています。
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