「サーベイランス・モニタリングの計画・実施及び結果の評価・公表に関するガイドライン」の概要
ガイドラインの趣旨
食は一日たりとも欠かすことができない国民生活の基本です。消費・安全局は、消費者の視点に立ち、国民の健康の保護を最優先にした政策を実施しています。
食品の安全を脅かす問題や事故を防ぐためには、問題が起きる可能性や問題の程度(リスク)を小さくすることが重要であり、そのためには、あらかじめどこにどのようなリスクがあるかを知ることが不可欠です。このため、消費・安全局では農林水産物や食品などが有害化学物質によってどれだけ汚染されているかを調査(サーベイランス・モニタリング)しています。
このガイドラインは、こうしたサーベイランス・モニタリングが科学的かつ統一的に行われるために、サーベイラン・モニタリングに関する基本的な事項を定めるものです。
本ガイドラインを公表することにより、消費・安全局がどのような考えでサーベイランス・モニタリングを行っているかを広く知っていただきたいと思います。
ガイドラインの基本的考え方
- サーベイランスモニタリングの計画実施及び結果の評価公表は、科学的原則に則って行うとともに、透明性を確保しなければなりません。
- サーベイランスモニタリング結果の評価は、統計学的原則に従って行います。
- 結果を公表する際には、透明性を確保するとともに、理解しやすい資料の作成や情報提供を心掛けます。
ガイドラインの構成
本ガイドラインは、下記の構成を予定しています。
現に行われている分析について科学的かつ分かりやすい情報提供を行う必要があることから、今回、「評価・公表」の部分を先行して策定しました。「計画・実施」については、現在検討しています。
- ガイドラインの適用範囲及び原則
- 用語と定義
- 計画
- 実施
- 分析結果の評価
- 結果の公表
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
担当者:リスク管理企画班
ダイヤルイン:03-3502-7674
FAX:03-3597-0329