貝毒の特徴
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解説
- 貝毒とは、主に二枚貝(ホタテガイやアサリなど)が毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒を蓄積させる現象です。
- 毒が蓄積した貝類をヒトが食べると、中毒症状を引き起こすことがあります。貝毒は、その症状により、麻痺性貝毒や下痢性貝毒、神経性貝毒、記憶喪失性貝毒などに分類され、複数の毒成分群からなります。
- なお、これらの毒成分は、熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。
- このような貝毒のうち、日本で問題となるのは、麻痺性貝毒と下痢性貝毒です。
- 貝毒は、餌となる植物プランクトン由来の毒素で、プランクトンが発生しなくなれば、二枚貝等の体内の毒は、減少する特徴があります。
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