担当:農林水産省
令和6年産 米生産費
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令和6年産米の個別経営体の10a当たり生産コストは13万2,112円で高止まり |
調査結果の概要
1 個別経営体
令和6年産米の主産物に係る生産コストである10a当たり資本利子・地代全額算入生産費(以下「全算入生産費」という。)は13万2,112円で、前年産に比べ0.6%減少し、60kg当たり全算入生産費は1万5,814円で、前年産に比べ0.8%減少した。
また、副産物注に係る生産コストも含めた10a当たり生産費総額は13万6,858円で、前年産に比べ1.1%増加し、60kg当たり生産費総額は1万6,382円で、前年産に比べ0.8%増加した。
注:副産物とは、調査対象経営体が主産物(玄米)として販売しなかった、ふるい下米、稲わら等である。

注釈
- 個別経営体は、食用に供する目的で栽培している水稲を対象作目とし、2020年農林業センサスに基づく農業経営体のうち、玄米を600kg以上販売する個別経営体(世帯による事業を行う経営体(法人格を有する経営体を含む。))を対象とした。


2 組織法人経営体
令和6年産米の主産物に係る生産コストである10a当たり全算入生産費は9万7,057円で、前年産に比べ2.4%減少し、60kg当たり全算入生産費は1万2,090円で、前年産に比べ2.1%増加した。
また、副産物に係る生産コストも含めた10a当たり生産費総額は10万2,126円で、前年産に比べ0.1%増加し、60kg当たり生産費総額は1万2,721円で、前年産に比べ4.7%増加した。
注釈
- 組織法人経営体は、食用に供する目的で栽培している水稲を対象作目とし、2020年農林業センサスに基づく農業経営体のうち、水稲を作付けし、販売する組織法人経営体(個別経営体以外で農事組合法人及び会社組織による経営体)を対象とした。

累年データ


統計表〔Excel:e-Stat〕
調査の概要
調査結果の主な利活用
- 米の生産コスト低減対策の資料のほか、「食料・農業・農村基本計画」における生産性の向上に関するKPIに利用される等、各種政策の実施状況の把握や効果の検証等の資料として利用
お問合せ先
大臣官房統計部経営・構造統計課
担当:農産物生産費統計班
代表:03-3502-8111(内線3631)
ダイヤルイン:03-6744-2040




