令和4年 肉用牛生産費
［子牛・去勢若齢肥育牛・乳用雄育成牛・乳用雄肥育牛・交雑種育成牛・交雑種肥育牛生産費］

調査結果の概要

令和4年の肉用牛1頭当たり資本利子・地代全額算入生産費（以下「全算入生産費」という。）は、前年に比べ、子牛、去勢若齢肥育牛、乳用雄育成牛、乳用雄肥育牛、交雑種育成牛、交雑種肥育牛で増加した。

累年データ

関連データ

調査結果

1. 子牛生産費
   肉用種の繁殖雌牛を飼養し、子牛を販売する経営体における子牛1頭当たり全算入生産費は81万2,545円で、前年に比べ14.1％増加した。
   
   
   
   
   
   
2. 去勢若齢肥育牛生産費
   （1）去勢若齢和牛を肥育し、販売する経営体における肥育牛1頭当たり全算入生産費は140万9,641円で、前年に比べ2.9％増加した。
   （2）生体100kg当たり全算入生産費は17万4,399円で、前年に比べ3.4％増加した。
   
   
   
   
   
   
   
3. 乳用雄育成牛生産費
   肥育用もと牛とする目的で乳用種の雄牛を育成し、販売する経営体における育成牛1頭当たり全算入生産費は25万9,856円で、前年に比べ4.9％増加した。
   
   
   
   
   
   
   
4. 乳用雄肥育牛生産費
   （1）乳用種の雄牛を肥育し、販売する経営体における肥育牛1頭当たり全算入生産費は61万8,898円で、前年に比べ6.6％増加した。
   （2）生体100kg当たり全算入生産費は7万9,284円で、前年に比べ8.4％増加した。
   
   
   
   
   
   
   
5. 交雑種育成牛生産費
   肥育用もと牛とする目的で交雑種の牛を育成し、販売する経営体における育成牛1頭当たり全算入生産費は33万5,600円で、前年に比べ5.2％増加した。
   
   
   
   
   
   
6. 交雑種肥育牛生産費
   （1）交雑種の牛を肥育し、販売する経営体における肥育牛1頭当たり全算入生産費は86万1,303円で、前年に比べ1.7％増加した。
   （2）生体100kg当たり全算入生産費は10万3,600円で、前年に比べ2.1％増加した。
   
   
   
   

統計表〔e-Stat〕

調査の概要

調査結果の主な利活用

• 肉用子牛生産者補給金制度の保証基準価格、合理化目標価格や、肉用牛肥育経営安定交付金（牛マルキン）の算定資料として利用されるほか、各種政策の実施状況の把握や効果の検証等の資料として利用。