担当:農林水産省
令和7年産びわ、おうとう、うめの栽培面積、結果樹面積、収穫量及び出荷量
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令和7年産の収穫量は、びわが前年産並み、おうとうが前年産に比べ3%減少、 |
調査結果の概要
- びわ
栽培面積※は780ha、結果樹面積※は763haで、前年産に比べそれぞれ47ha(6%)、43ha(5%)減少した。
収穫量は2,170tで、前年産並みとなった。
出荷量は1,800tで、前年産に比べ30t(2%)減少した。
※栽培面積とは、植付け後、複数年にわたって収穫を行うことができる永年性作物を栽培している面積をいい、結果樹面積とは、栽培面積のうち生産者が当該年産の果実を収穫するために実をならせた面積をいう。 - おうとう
栽培面積は4,160ha、結果樹面積は3,950haで、前年産に比べいずれも160ha(4%)減少した。
収穫量は1万1,200t、出荷量は9,700tで、前年産に比べいずれも300t(3%)減少した。 - うめ
栽培面積は1万3,100ha、結果樹面積は1万2,500haで、前年産に比べいずれも400ha(3%)減少した。
収穫量は7万3,900t、出荷量は6万5,700tで、受精不良により着果数が減少して作柄が悪かった前年産に比べ、それぞれ2万2,300t(43%)、2万400t(45%)増加した。

累年データ



調査結果
1. びわ
(1)栽培面積は780ha、結果樹面積は763haで、前年産に比べそれぞれ47ha(6%)、43ha(5%)減少した。
これは、生産者の高齢化等の労力事情により廃園があったこと等による。
(2)10a当たり収量は284kgで、前年産を14kg(5%)上回った。
(3)収穫量は2,170tで前年産並みとなった。
出荷量は1,800tで、前年産に比べ30t(2%)減少した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、長崎県が31%、千葉県が19%、香川県及び鹿児島県がそれぞれ7%、愛媛県が6%となっており、この5県で全国の約7割を占めている。



2. おうとう
(1)栽培面積は4,160ha、結果樹面積は3,950haで、前年産に比べいずれも160ha(4%)減少した。
(2)10a当たり収量は284kgで、前年産を4kg(1%)上回った。
(3)収穫量は1万1,200t、出荷量は9,700tで、前年産に比べいずれも300t(3%)減少した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、山形県が74%、北海道が10%となっており、この2道県で全国の約8割を占めている。



3. うめ
(1)栽培面積は1万3,100ha、結果樹面積は1万2,500haで、前年産に比べいずれも400ha(3%)減少した。
(2)10a当たり収量は591kgで、受精不良により着果数が減少して作柄が悪かった前年産を191kg(48%)上回った。
(3)収穫量は7万3,900tで、過去最低であった前年産に比べ2万2,300t(43%)増加した。
出荷量は6万5,700tで、前年産に比べ2万400t(45%)増加した。
(4)都道府県別の収穫量割合は、和歌山県が58%、群馬県が7%、福井県が3%、山梨県及び三重県がそれぞれ2%となっており、この5県で全国の約7割を占めている。



統計表〔Excel:e-Stat〕
調査の概要
調査結果の主な利活用
- 食料・農業・農村基本計画における品目ごとの生産量や作付面積等のKPIの設定及び検証のための資料
- 農業保険法(昭和22年法律第185号)に基づく果樹共済事業の適切な運営のための資料
お問合せ先
大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当:園芸統計班
代表:03-3502-8111(内線3680)
ダイヤルイン:03-6744-2044




