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農林水産省

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更新日:令和7年8月1日
担当:農林水産省

令和7年産⽔稲の⻄南暖地における早期栽培等の10a当たり収量の前年⽐⾒込み(7⽉15⽇現在)

⻄南暖地等における⽔稲早期栽培の⽣産は良好。
今年の主⾷⽤⽶の⽣産⾒込み(対前年56万⽞⽶トン増)に向け順調なすべり出し

― 10a当たり収量の前年比見込みは、徳島県、宮崎県及び鹿児島県の早期栽培で「やや上回る」 ―

[ 全国の水稲の収穫量に占める西南暖地の早期栽培等の割合は、令和6年産で1.2% ]

予測結果の概要

  • 気象データ(降水量、気温、日照時間、風速等)及び人工衛星データ(降水量、地表面温度、日射量、植生指数等)から作成される予測式に基づき予測した。
  • 令和7年産水稲の西南暖地の早期栽培及び沖縄県の第一期稲の10a当たり収量の前年比見込みは、徳島県、宮崎県及び鹿児島県で「やや上回る」、高知県で「前年並み」、沖縄県で「やや下回る」となった。
  • これは、西南暖地の早期栽培においては、気温、日照時間ともおおむね前年を上回って推移した一方、沖縄県の第一期稲において、4月から5月の気温が前年を下回って推移したためである。

表 令和7年産水稲の西南暖地における早期栽培等の10a当たり収量の前年比見込み(7月15日現在)

注釈

  • 西南暖地における早期栽培等の区域は、8月中旬頃までに刈取りがおおむね終了する早期栽培の面積割合がおおむね3割以上を占める徳島県、高知県、宮崎県及び鹿児島県の早期栽培並びに沖縄県の第一期稲としている。
  • 10a当たり収量の前年比見込み(7月15日現在)は、その後の気象が、前年と同様に推移するとの前提ではなく、平年並みに推移するものとして予測を行ったものであることに留意が必要である。
  • 10a当たり収量の前年比見込みは、気象データ及び人工衛星データを説明変数、10a当たり収量を目的変数として予測式(重回帰式)を作成し、予測したものである。なお、10a当たり予想収量は、未確定の要素が多いことから公表することとしていない。

累年データ


西南暖地における早期栽培等の10a当たり収量及び対前年比の推移

統計表〔Excel:e-Stat〕

水稲の10a当たり収量の前年比見込み及び水稲調査結果の主な利活用

  • 主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成6年法律第113号)に基づき毎年定めることとされている米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定のための資料
  • 「食料・農業・農村基本計画」における品目ごとの生産量や作付面積等のKPIの設定及び検証のための資料
  • 米・畑作物の収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)の交付金算定のための資料
  • 農業保険法(昭和22年法律第185号)に基づく農作物共済事業の適切な運営のための資料

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課

担当:普通作物統計班
代表:03-3502-8111(内線3682)
ダイヤルイン:03-3502-5687