担当:農林水産省
令和6年 産地水産物用途別出荷量調査結果
⽔産物の出荷量割合は、餌料向けが最も⾼く、3割超え |
調査結果の概要
1. 用途別出荷量及び出荷量割合
令和6年の水産物の出荷量(32漁港・19品目)は103万5,109tとなった。
用途別にみると、養殖用又は漁業用餌料向けが32万7,459t(出荷量割合31.6%)で最も割合が高く、次いで生鮮食用向けが27万9,955t(同27.0%)となった。
注釈
- 「用途別出荷量」とは、調査区内の卸売市場において、せり、入札、相対等によって取り引きされた水産物(搬入量(調査区外の漁港等から搬入されたもの)及び冷蔵庫から出庫された量は除く。)の最終的な用途別の出荷量である。
2. 主要品目の出荷量割合(出荷量の上位品目)
(1)生鮮品
ア まいわし
用途別にみた出荷量割合は、養殖用又は漁業用餌料向けが42.7%で最も高く、次いで魚油・飼肥料向けが38.5%となった。
イ さば類
用途別にみた出荷量割合は、養殖用又は漁業用餌料向けが58.8%で最も高く、次いで缶詰向けが14.5%となった。
ウ まあじ
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが41.0%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが35.9%となった。
エ かつお
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが90.0%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが3.7%となった。
オ ぶり
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが59.4%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが40.6%となった。
(2)冷凍品
ア かつお
用途別にみた出荷量割合は、その他の食用加工品向けが62.6%で最も高く、次いで生鮮食用向けが35.9%となった。
イ きはだ
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが70.6%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが21.0%となった。
関連データ
統計表、調査の概要〔e-Stat〕
調査結果の主な利活用
- 「水産基本計画」に基づく水産物自給率(目標)を算出する際の資料
お問合せ先
大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室
担当:食品産業動向班
代表:03-3502-8111(内線3716)
ダイヤルイン:03-6744-2048