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農林水産省

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更新日:令和7年8月8日
担当:農林水産省

令和6年 産地水産物用途別出荷量調査結果

⽔産物の出荷量割合は、餌料向けが最も⾼く、3割超え

調査結果の概要

1. 用途別出荷量及び出荷量割合

令和6年の水産物の出荷量(32漁港・19品目)は103万5,109tとなった。
用途別にみると、養殖用又は漁業用餌料向けが32万7,459t(出荷量割合31.6%)で最も割合が高く、次いで生鮮食用向けが27万9,955t(同27.0%)となった。

図 用途別出荷量及び出荷量割合 (32漁港・19品目)

表 用途別出荷量及び出荷量割合(32漁港・19品目)


注釈

  • 「用途別出荷量」とは、調査区内の卸売市場において、せり、入札、相対等によって取り引きされた水産物(搬入量(調査区外の漁港等から搬入されたもの)及び冷蔵庫から出庫された量は除く。)の最終的な用途別の出荷量である。

2. 主要品目の出荷量割合(出荷量の上位品目)

(1)生鮮品

ア まいわし
用途別にみた出荷量割合は、養殖用又は漁業用餌料向けが42.7%で最も高く、次いで魚油・飼肥料向けが38.5%となった。

図2 まいわしの用途別出荷量割合

イ さば類
用途別にみた出荷量割合は、養殖用又は漁業用餌料向けが58.8%で最も高く、次いで缶詰向けが14.5%となった。

図3 さば類の用途別出荷量割合

ウ まあじ
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが41.0%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが35.9%となった。

図4 まあじの用途別出荷量割合

エ かつお
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが90.0%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが3.7%となった。

図5 かつおの用途別出荷量割合

オ ぶり
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが59.4%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが40.6%となった。

図6 ぶり類の用途別出荷量割合


(2)冷凍品

ア かつお
用途別にみた出荷量割合は、その他の食用加工品向けが62.6%で最も高く、次いで生鮮食用向けが35.9%となった。

図7 かつおの用途別出荷量割合

イ きはだ
用途別にみた出荷量割合は、生鮮食用向けが70.6%で最も高く、次いでその他の食用加工品向けが21.0%となった。

図8 きはだの用途別出荷量割合

関連データ


海面漁業魚種別漁獲量

統計表、調査の概要〔e-Stat〕

調査結果の主な利活用

  • 「水産基本計画」に基づく水産物自給率(目標)を算出する際の資料

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室

担当:食品産業動向班
代表:03-3502-8111(内線3716)
ダイヤルイン:03-6744-2048