作物統計調査第1次試行調査(水稲作況)(令和7年9月~11月実施)
令和8年2月
調査の目的
作物統計調査(基幹統計調査)のうち、水稲予想収穫量調査及び収穫量調査(以下「水稲作況調査」という。)について、経営体に対する郵送・オンラインでの調査への移行に向け、調査準備から実査・集計までに至る一連の過程を試行的に実施(以下「試行調査」という。)する。
第1次試行調査は、経営体からどの程度回答が得られるか、どのような調査項目であれば回答可能であるか等を把握し、作物統計調査の調査計画の変更案の検討に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
実施状況
- 調査の対象
全国稲作経営者会議及び日本農業法人協会に所属する経営体に対する全数調査、令和7年産水稲作況調査の調査対象(水稲作況標本筆において水稲を栽培している者又は水稲作況標本筆を所有している者をいう。以下同じ。) - 調査の時期
令和7年9月上旬~11月下旬 - 調査の基準となる期間
令和7年9月25日現在、10月25日現在、収穫期 - 調査体制
農林水産省―報告者 - 調査方法
農林水産省より調査票を郵送で配布し、郵送又はオンラインにより回収する自計調査の方法により実施 - 調査事項
(1)9月25日現在
水稲の生産状況(作付けの有無)、使用しているふるい目、水稲作付面積、収穫量、収穫量に含める品位、選別形態、出荷先割合、収量センサー付きコンバインの使用の有無、10a当たり収量及び被害状況の前年産との比較、被害の要因
(2)10月25日現在
使用しているふるい目、水稲作付面積、収穫量、収穫量に含める品位、選別形態、出荷先割合、収量センサー付きコンバインの使用の有無、10a当たり収量及び被害状況の前年産との比較、被害の要因
(3)刈取終了時期
水稲の生産状況(作付けの有無)、使用しているふるい目、水稲作付面積、収穫量、収穫量に含める品位、選別形態、出荷先割合、収量センサー付きコンバインの使用の有無、10a当たり収量及び被害状況の前年産との比較、被害の要因 - 調査の根拠法令
本調査は、統計法(平成19年法律第53号)第19条第1項に基づく総務大臣の承認を受けた一般統計調査である。 - 調査の結果
(1)調査票回収率
調査票の回収率(全調査時期(実経営体数))は43.0%となった。
なお、調査票については、9月25日現在の調査の前に全調査時期分の調査票をまとめて送付し、それぞれの調査時期ごとに督促は行っていない。
表1 調査対象数、回収数及び回収率
調査対象数
(1)回収数
(2)回答率
(%)
(3)=(2)/(1)9⽉25⽇現在 計 9,532 2,634 27.6 ⼤規模経営体等 1,520 389 25.6 調査対象経営体 8,012 2,245 28.0 10⽉25⽇現在 計 8,559 1,007 11.8 ⼤規模経営体等 1,385 155 11.2 調査対象経営体 7,174 852 11.9 刈取終了後 計 8,304 2,801 33.7 ⼤規模経営体等 1,378 298 21.6 調査対象経営体 6,926 2,503 36.1 全調査時期
(実経営体数)計 9,532 4,103 43.0 ⼤規模経営体等 1,520 512 33.7 調査対象経営体 8,012 3,591 44.8 注1 回収数とは回答の正誤を問わず回収ができたものである。 2 全調査時期(実経営体数)の回収数、回収率については、9⽉25⽇現在、10⽉25⽇現在、刈取終了後のいずれかで回答があった経営体数により算出している。 3 ⼤規模経営体等とは、全国稲作経営者会議及び⽇本農業法⼈協会に所属する経営体である。 4 調査対象経営体とは、令和7年産⽔稲作況調査の調査対象である。 5 ⼤規模経営体等と調査対象経営体の調査対象数と回収数については、重複を含めて計上している。
(2)調査項目の記入状況
調査項目ごとの回答率、誤回答率は次のとおりであった。
表2 調査票項⽬の回答率、誤回答率(9⽉25⽇現在)
回答数
(経営体等)回答率
(%)誤回答数
(経営体等)誤回答率
(%)本年の⽔稲の⽣産状況について 2,421 94.8 149 5.8 ふるい⽬について 298 96.8 1 0.3 作付⾯積、収穫量について 2,459 96.3 453 17.7 品位について 2,076 81.3 704 27.6 出荷先について 2,385 93.4 278 10.9 収量センサー付きコンバインの使⽤について 2,429 95.1 163 6.4 10a当たり収量及び被害の状況について 2,227 87.2 311 12.2
表3 調査票項⽬の回答率、誤回答率(10⽉25⽇現在)
回答数
(経営体等)回答率
(%)誤回答数
(経営体等)誤回答率
(%)本年の⽔稲の⽣産状況について - - - - ふるい⽬について 112 94.9 6 5.1 作付⾯積、収穫量について 896 92.4 169 17.4 品位について 780 80.4 280 28.9 出荷先について 894 92.2 160 16.5 収量センサー付きコンバインの使⽤について 871 89.8 111 11.4 10a当たり収量及び被害の状況について 833 85.9 143 14.7
表4 調査票項⽬の回答率、誤回答率(刈取終了後)
回答数
(経営体等)回答率
(%)誤回答数
(経営体等)誤回答率
(%)本年の⽔稲の⽣産状況について 2,523 92.4 223 8.2 ふるい⽬について 213 93.8 14 6.2 作付⾯積、収穫量について 2,664 97.6 299 11.0 品位について 2,444 89.5 538 19.7 出荷先について 2,623 96.1 211 7.7 収量センサー付きコンバインの使⽤について 2,560 93.8 171 6.3 10a当たり収量及び被害の状況について 2,505 91.8 215 7.9
表5 調査票項⽬の回答率、誤回答率(合計)
回答数
(経営体等)回答率
(%)誤回答数
(経営体等)誤回答率
(%)本年の⽔稲の⽣産状況について 4,944 93.6 372 5.9 ふるい⽬について 623 95.4 21 3.2 作付⾯積、収穫量について 6,019 96.3 921 14.7 品位について 5,300 84.8 1,522 24.3 出荷先について 5,902 94.4 649 10.4 収量センサー付きコンバインの使⽤について 5,860 93.7 445 7.1 10a当たり収量及び被害の状況について 5,565 89.0 669 10.7
なお、記入漏れ等の補完が必要な回答は誤回答として集計した。詳細は以下のとおり。
ア 本年の水稲の生産状況について
(ア)本年の水稲の生産状況の有無にチェックがない。
(イ)「作付けを行った」にチェックがあるが、以降の項目が未入力。
(ウ)「作付けを行わなかった」にチェックがあるが、以降の項目に入力がある。
イ ふるい目について
(ア)使用しているふるい目が未入力。
(イ)使用しているふるい目の範囲が1.65mmから2.15mmの範囲にない。
なお、水稲作況調査の調査対象については、調査票に記入不要と記載しているため(別途、水稲作況調査において把握している)、集計数に含めていない。
ウ 作付面積、収穫量について
(ア)作付面積が未入力。
(イ)収穫量と10a当たり収量のいずれも未入力。
エ 品位について
使用しているふるい目上の収穫量又は10a当たり収量に入力があるが、品位についてチェックがない。
オ 出荷先について
(ア)農協等の調査項目に該当する出荷先に出荷した割合の合計が100%になっていない。
(イ)出荷先割合が未入力かつ、出荷していない又は現時点で不明にチェックがない。
カ 収量センサー付きコンバインの使用について
収量コンバインの使用の有無にチェックがない。
キ 10a当たり収量及び被害の状況について
10a当たり収穫及び被害多少、主な被害の要因についての全ての項目にチェックがない。
お問合せ先
大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当:普通作物統計班
代表:03-3502-8111(内線3681)
ダイヤルイン:03-6744-2045




